ものもらいはうつらない?本当の原因と治し方
ものもらい(めばちこ)と呼ばれる症状がありますよね?
全く経験がないという方もいれば、定期的にもらってしまう、、なんて人もいます。
見た目的にも目立つ場所ですし、美しくない事から女性には特に嫌がられる症状です。
そんなものもらい(めばちこ)って、実はうつらないってご存知でしたか?
今回は、ものもらいの本当の原因や正しい治し方をみていきましょう。
ものもらいって何?
ものもらい(めばちこ)とは、まぶたに存在する汗や脂分を排出する腺にウイルスなどの細菌が感染し、化膿し起こる炎症の事です。
症状としては、まぶたが赤く腫れ、目やにが出やすく、目にかゆみや充血、ゴロゴロと違和感が出たり、まばたきするだけで痛みを生じる事も多々あります。
ものもらいになる原因
ものもらい(めばちこ)は、まつ毛あたりに黄色ブドウ球菌と呼ばれる細菌が感染することが原因です。
細菌が原因なのですが、実は人間の体力や免疫力に感染原因は大きく左右されています。
主な感染原因としては、
- 免疫力の低下
- ストレス過多
- 睡眠不足
- お酒や喫煙
- アイラインの書きすぎ
体内の免疫力が低下していることで、細菌感染しやすくなります。
仕事などストレスが多くたまると、神経が乱れ感染率が上がります。
寝不足も体力低下に大きく繋がります。
アルコールや喫煙も量が増えると免疫力低下につながり感染しやすくなります。
女性の場合、アイラインをまつ毛の内側までしっかりと書きすぎると傷がつき、
そこから細菌が入る場合があります。
ものもらいはうつらない??
一般的に、ものもらいになった場合「あぁ、うつされちゃった、、」なんて表現をしますが、通常は、ものもらいはうつらないんです。
というのも、ものもらいの原因となる細菌は皮膚にいたり、鼻の中に誰でももってるような細菌なのです。
なので、通常の免疫力や体力がある方は感染するという事はありません。
うつる、、というのは、たまたま細菌が入ったのではなく、自分の免疫力や健康状態が悪いために感染した、という表現の方が正しいんですね。
ものもらい(めばちこ)の治し方
では最後に、ものもらいの正しい治し方をご紹介したいと思います。
ものもらいになった場合、早く治したい方は眼科を受診するようにしましょう。
そして殺菌効果のある点眼や軟膏、症状が重い場合は飲み薬などを処方してもらえますので、続けていれば一週間もあれば完治します。
※眼科をオススメするのは、自力で治らなくて症状がひどくなった場合、膿を出す手術をしなければならないためです。
ほとんどの場合、点眼などで治っていきますが、気をつけなければいけないのが以下の点です。
アイラインは控える
コンタクトも控える
お酒や喫煙も控える
かゆみが引かない場合は、冷たいタオルで冷やすなどして対応し、決してこすらないことが早い完治に繋がりますよ。
ものもらいを繰り返さないためには?
やたらとものもらいを繰り返してしまう、、という方は、疲れが蓄積されている、ストレス過多というパターンで免疫力が低下してしまうことにあります。
このあたりはヘルペス等と同じなのですが、基本的な体力や免疫力をあげることでしか解決方法はありません。
十分に睡眠をとるように心がけたり、しっかり湯船に浸かる(身体を温めると免疫力が上がる)、ウォーキングなど基礎体力をアップさせるなど少し改善方法を行うだけでも大きく身体は変わってくるものですよ。
ものもらいは見栄えもよくありませんが、実は自分の心身状態があまりよくないんだな、、と知るきっかけにもなります。
ものもらいが出来た!という方は、もう一度普段の生活を見つめなおすきっかけにされてみてはいかがでしょうか?