まな板を清潔に保つ除菌方法
キッチンには、たくさんの雑菌がいます。菌とはつきものでもありますが、その菌によって食中毒を引き起こしてしまいます。
その中でも、一番注意していただきたいのはまな板です。あなたのまな板は清潔ですか?
まな板を清潔に保つための除菌の仕方をご紹介したいと思います。
雑菌の繁殖の原因
包丁の刃による傷がついてしまうことにより、その傷に汚れが残ってしまい雑菌の繁殖の原因となります。
その他には、食材などの汚れや洗剤が十分にすすぎきれずに、残ってしまうことも原因となります。
また、きれいではない布巾でふき取ることよりは、乾かした方がよいといわれていますが、乾きが悪いような湿気の多いところで乾かすのでは意味がありません。
湿気の多さや、半乾きの状態も雑菌の繁殖の原因となりますので気を付けてください。
まな板の除菌の仕方
まな板の除菌や、キッチン用品の除菌と言えば台所用漂白剤だと思います。
しかし、まな板の正しい除菌の仕方は、ただ漂白剤を使えばOKというわけではありません。
漂白剤での除菌の仕方
2.漂白剤は原液で使用せず薄めて使用してください。
3.布巾で全体を覆い、その上から漂白剤をかけます。
4.まな板の全体に漂白剤が広がるようにします。スプレータイプのものもオススメします。
5.木製なら2分、プラスチックのものは、30秒から1分おいてから洗い流してください。
6.十分なすすぎを行ったら、乾燥させてください。
漂白剤を使用するときは、斑がないようにしてください。
斑があると雑菌が残ってしまい、十分な除菌が出来ません。
毎日ではなく週に数回にしましょう。
熱湯消毒
2.タンパク質系の食材を切った後は、洗剤を水での洗浄をオススメします。
3.洗剤できれいに洗ったあとに、沸騰させた熱湯をまな板全体にかけます。
漂白剤は毎日行うものではないので、漂白剤をしない日は熱湯消毒で簡単な除菌ができます。
アルコールでの除菌
飲食店や給食を提供する施設などでは、調理前の除菌としてアルコールを使われています。
それほど、アルコールでの除菌には効果があるということです。
2.乾燥していて水気のないまな板に使用直前で高濃度のアルコールを吹きかける。
3.ペパータオルなどでアルコールを拭きのばす。
ドラックストアなどに家庭用のアルコール除菌スプレーが売っていますのでチェックしてみてください。
気を付けてほしいこと
漂白剤の除菌方法と、熱湯消毒による消毒方法、アルコールでの除菌方法の3つをご紹介しましたが、
除菌するにあたって、まな板についた傷の汚れはスポンジでは落ちにくい場合があります。
ブラシなどを使って傷の汚れを落とすことをオススメします。
漂白をする際に、衣服などに飛び散らないように気を付けてください。
また、漂白をするときに使う布巾は、柄物は使用しないでください。
水で希釈して漂白剤を使う場合は、まな板全体が希釈した水につかるようにしてください。
お肉やお魚などでまな板を使う場合は、野菜や果物を切るものとは別に用意し使うことが一番です。
しかし、日ごろ、まな板を清潔に保つことで、食中毒を引き起こさないことができますので、
こまめに除菌をしてくださいね。