つらい花粉症には菊花茶!効果や飲み方は?
春先や秋口になると辛いのが花粉症ですよね。
杉やヒノキを始め、稲など年間を通して鼻炎だという方も多数いらっしゃいます。
筆者自身も花粉症には毎年苦しめられているのですが、ここで注目したいのが菊花茶です。
菊花茶?と普段あまり聞きなれないお茶の種類ですが、これが効果テキメンなんですよね。
今日は花粉症に効く、菊花茶の効果についてお届けします。
菊花茶とは?
菊花茶はその名の通り、食用の菊の花で入れたお茶の事です。
菊の頭上花を乾燥させた茶葉から抽出されるお茶エキスは、中国では昔から漢方としても使われ、健康茶として広く親しまれてきました。
お湯を注ぐとぱっと菊の花が開く姿は、見た目にも美しい人気のお茶です。
少し珍しい中国茶ですが、ネット通販や専門店で気軽に購入できます。
菊花茶の効果
菊花茶は花粉症はもちろんですが、漢方の薬草茶として様々な効果があります。
特にビタミンB1やビタミンE、アミノ酸、鉄、亜鉛が豊富で美容や健康効果が期待できます。
- 風邪の予防・対策
- 美肌効果
- アンチエイジング効果
- 眼精疲労
- 血行がよくなる
- リラックス効果
解熱、解毒作用が高く、風邪予防やひきはじめの治療に効果的です。
解毒作用が皮膚の炎症を抑え、吹き出物やニキビにも効果を発揮します。
美肌効果と同じく、飲み続けることで老化を遅らせるアンチエイジング効果が高いと薬学書にも記載されています。
中国では目の疲れを癒すお茶として知られ、パソコンやスマホ疲れしている目を癒すことができます。
血液の流れをスムーズにし、高い血行促進力があります。
菊花茶の高い香りには、鎮静効果があり精神的にも落ち着きを取り戻す効能も。
菊花茶で花粉症を撃退しよう!
さて、様々な効果効能のある菊花茶ですが、先述したように花粉症の予防や対策に高い効果を発揮します。
花粉症には主に2種類あり、寒い時期に出るサラサラの鼻水やくしゃみが特徴的な、寒花粉症タイプ。
少し暖かくなってくると出てくる、鼻ずまりや粘りのある鼻水、目のかゆみや充血、喉の違和感がでる暖花粉症タイプの2つです。
菊花茶は、特に後者の暖花粉症に効果テキメンなんですね。
目がかゆい、、目薬をさしても充血が収まらないという方は解毒作用と共に眼にも良い菊花茶を飲み続けると、かなり花粉症が軽減されてきます。
また、ノンカフェインですので妊婦の方でも安心して飲むことができるのも嬉しいところですね。
菊花茶の飲み方
では、花粉症対策のために菊花茶はどのように飲めばよいのでしょうか?
通常の急須を使って頂ければよいのですが、せっかくの花茶ですので透明のガラス急須を使うと花が開く様子が見れて、見た目的にも美しく楽しめるのでおすすめです。
2.その後、お湯を捨てて菊花茶を適量(底が敷き詰められるくらい)入れます。
3.90度以上の熱めの熱湯を注いでいきます。
4.するとふわっと、菊の花が開いてきますので、1杯目は2分ほど待って十分にエキスを抽出してから飲むようにしてください。
※飲むコップもお湯で温めておくと、長時間熱いお茶が楽しめますよ。
菊花茶は漢方として親しまれてきたものですので、薬と違って体にも優しく負担がかかりません。
その上花粉症対策に抜群。もちろん1回飲むだけではなく、花粉症が始まる少し前から免疫力をつける意味でも、定期的に飲まれると、花粉症本番時期に入っても症状が大きく緩和されているはずです。
花粉症がひどい方は、ぜひ試してみてくださいね。