目指せ美肌!女性ホルモン分泌を増やしバランスを整える方法
「いつも美しく輝く女性でいたい」という気持ちは、女性なら誰しもが願うこと。
巷に出回る美肌コスメやアンチエイジング用サプリにあれこれ手を出してはみたものの「なんだかイマイチ」ということが多かったのでは?
そんなとき「ホルモンバランス」に着目してみてはいかがでしょう?
ホルモンバランスを整えることで具体的にどんな変化がみられるのでしょうか?
その方法とホルモンを整えるコツを探ってみましょう。
目次
女性ホルモンの種類と特徴
「ホルモン」とは、全身のあらゆるはたらきを正常に機能させるための物質です。
体内で分泌されるホルモンなんと約100種類にもおよび、女性ホルモンはその中のひとつです。
女性ホルモンは卵巣から分泌されるため、女性ならではのホルモン。
そして女性ホルモンには、卵胞ホルモンの「エストロゲン」と黄体ホルモンの「プロゲステロン」の2種類があります。
- 「エストロゲン」の特徴
- 「プロゲステロン」の特徴
エストロゲンは「美肌ホルモン」とも呼ばれるほど、肌の状態と密接な関係があります。
40代に分泌のピークを迎え加齢とともに減少しますが、その原因は更年期障害によるものといわれています。
妊娠しているときの状態を作り出すホルモンがプロゲステロンです。
プロゲステロンには、体内に水分を溜め込んだり皮脂の分泌が活発になる作用があります。
肌に潤いが出る美肌効果もありますが、その反面むくみやシミができやすいのもこのホルモンの影響とみられています。
女性ホルモンを整える3つの効果
女性ホルモンの分泌を促進し、バランスを整えることで次の効果が期待できます。
潤いが保たれるようになり乾燥が改善されることで、肌のキメが細かくなります。
2.シワ・シミ・たるみ改善
肌のターンオーバーがより良く進むため、シミ、シワなどのたるみを防ぐ効果が期待できます。
3.新陳代謝のアップ
血流が良くなることで皮膚の新陳代謝がアップします。
代謝が上がると老け顔とはサヨナラできそうですね。
女性ホルモンをバランスよく分泌させる方法
では、具体的にどのような方法を用いれば意識的に女性ホルモンをバランス良く分泌させられるのでしょう。
- アロマセラピー
- からだを温める
植物由来の女性ホルモンが含まれているのが「クラリセージ」と呼ばれるアロマです。
このクラリセージを日常のアロマテラピーに用いてみましょう。
アロマポットにクラリセージを数滴たらしゆったりとした気分で香りを楽しめば、ほどよい女性ホルモンの分泌が期待できますし、PMS対策としても有効ですよ。
冷え症を自認していたらすぐにでも改善の道へとかじ取りを始めましょう!
特に全身くまなく巡る血流を妨げてしまう「手足の冷え」には要注意です。
冷えがないからだは十分な血流がみられるため疲れにくくよく眠れるほか、便秘知らずです。
普段からできるだけからだを温める工夫をし、ホルモンバランスを整えましょう。
冷えやすい手足を温めるには寝る前のひと工夫が特に効果的です。
コットンの手袋を手にはめたり、冬場は寝床に湯たんぽを入れる方法がおすすめです。
また朝起きたらすぐ、新鮮なお水を温めた「白湯」を一杯飲んでお腹を温めましょう。
女性ホルモンの2つの注意点
- 1.やみくもに増やそうとするのはNG
- 2.サプリや食事に気をつける
ホルモンは「バランスが大切」です。
エストロゲンやプロゲステロンのどちらか一方だけや、大量に増やしてしまうとからだにとってリスクが生じてしまいますので、あくまでバランス良く適度にが合言葉です。
大豆の成分イソフラボンをサプリにしたものを飲むことで、バランスを欠いた女性ホルモンのはたらきを助ける効果があります。
食事も大豆製品を毎日摂取するといいようですが、やはり摂りすぎはアンバランスを引き起こすので「適度」が理想的です。
総合ホルモン補充療法とは?
女性ホルモンはどうしても年齢とともに減少してしまいます。
そんな女性ホルモンの減少による老化にストップをかけるだけでなく、若返りもはかれる方法として今注目を浴びているのが「総合ホルモン補充療法」です。
また見た目の若返りはもとより記憶力や運動機能の回復など、心身両方の健康増進が実現するようです。
美容外科などで施術が行われますが、治療期間は約半年で治療方法は内服薬やクリーム、テープ、筋肉注射などによるホルモン投与です。
気になるお値段は約20万円から150万円程度と医療機関によりまちまちです。
効果は非常に高いですが、高額な上ホルモン補充療法で逆にホルモンバランスを崩す可能性もあるため、事前に十分なカウンセリングを受けるようにしてくださいね。
「ホルモンバランスを整える」まとめ
女性ホルモンによる美肌作りはとても期待できるものですが、あくまで「バランス」が重要です。
肌に良いからとやたらと豆乳や納豆を大量に摂取すると、バランスを崩すだけでなくガンに対するリスクが発生してしまいます。
なにごとも適量が大切だと肝に命じた上で、からだの内側からきれいになる「ホルモンバランスを整える方法」ぜひ試してみてくださいね。