腰痛を治すにはお尻ストレッチとツボが効く!
腰が痛い、、腰痛持ちの方にとっては日常生活にも支障をきたしてしまうので、本当につらいところです。
筆者は特に冬場に身体が冷えると、腰痛が出てくる傾向にあり、ちょっと屈むだけで、ズキズキと腰が響いてしまうくらいでした。
ですが、ある事実を知ってから大きく腰痛が改善され治ってしまったんですよね。
それが、、腰痛を治すにはお尻をストレッチせよ!という事。
腰痛をお尻?一見関係なさそうですが、実は密接に関係しているんですね。
腰痛とお尻の関係性
運動をしたり、日常的に屈んだり椅子に座ったりする際、実はお尻の筋肉も可動して使っています。
特に中殿筋(ちゅうでんきん)と呼ばれる骨盤から股関節にかけて走る筋肉は、歩行を安定させたり姿勢保持にとても重要な役割を果たしています。
この中殿筋が弱まっていたり、疲弊していたり、本来柔らかいお尻なのに固く固まりハリやコリがあると、体は腰の筋肉だけで体を動かしたりバランスを保とうとするため、通常よりも大きく腰に負担がかかってしまいます。
腰痛持ちの方の多くは、この中殿筋が弱い方が多く、腰を毎日痛め続けていて慢性的な腰痛になるというわけです。
腰痛を治すお尻ストレッチ
腰が痛いと当然ですが、自分でも腰を揉んだり、後ろに沿って伸ばしたりと自己改善をしようといますよね。
ですが整骨院に行き、腰痛持ちで、、と話すと、お尻周りの筋肉を重点的にマッサージされます。(筆者が男性だからというものあるかも?)
整骨院でも腰痛=お尻の筋肉が重要と考えているので、そのような施術をしてくれるんですね。
このお尻ストレッチをして、お尻の筋肉を柔らかくしてあげる、筋肉を鍛えてあげると大きく腰痛は改善されます。
実際に筆者もお尻ストレッチによって、定期的に出ていた腰の痛みはほぼ改善されました。
それでは、具体的な方法をみていきましょう。
- 椅子に座りながらできるストレッチ方法
- 自宅で寝ながらやるストレッチ方法
1.まず椅子に腰をかけて、片方の足首を膝(ひざ)部分にかけて足を組みます。
2.その状態で背筋を伸ばして、ぐーっと前に体重をかけていきます。
3.お尻の筋や筋肉が伸ばされ、痛気持ちいいとろこでとめて20秒程伸ばしてあげましょう。
4.その後、もう片方の足で同じく逆側のお尻の筋肉も伸ばしてあげます。
※とても簡単で効果的に筋肉を柔らかくできますので、デスクワークの方には特にオススメ。
1時間に1回くらい気がついた時に伸ばしてあげると、格段に腰痛に効果的ですし予防にも最適です。
こちらも、同じくお尻ストレッチですが、寝そべりながら簡単に筋や筋肉をゆっくり伸ばせるので、自宅でならこの方法も効果的です。
1.仰向けで寝ます。
2.片足の膝を立てて、足首を膝にかけます。
3.そして両手で立てた膝を持ち、お尻の筋肉を伸ばします。
詳しくは動画をご覧ください。
腰痛を治すお尻のツボ
ストレッチでお尻を伸ばす事がまずは大切ですが、固くなったお尻を柔らかくするには環跳(かんちょう)と呼ばれるお尻のツボが効果的です。
ツボの場所は、まっすぐ立った状態で少しお尻に力を入れたとき、ペコッと凹む窪みの中心部分にあります。
この部分を、指や手の平の付け根などでグッグと押したり、揉んで刺激してあげてください。
オススメは入浴中に実践することです。
冷えは腰痛の大敵ですので、温めて筋肉が柔らかくなった状態で刺激するとさらに効果がアップしますよ。
筋肉不足からくる腰痛も
最近では無理な筋トレは逆に腰を痛める事になる!と唱える専門医も多いですが、日頃から運動をしていないという方は、年齢とともに筋肉量が少なくなったり、筋肉の線が細くなっているのに、若い時と同じ行動をしているため腰痛を繰り返している場合も多々あります。
当然無理な筋トレは逆効果を産みますが、ストレットとともに優しい筋トレ「腹筋・背筋」を行っておく事も、大切なメンテナンス方法の一つであることは間違いありません。
特におすすめなのが腹筋ローラーを使った運動です。
ローラーだと数回の運動でも十分に効果が発揮されますので、時短にもなり簡単さが利点です。
※ただし無理しないように、上の写真のように膝をついた状態でローラーするようにしてくださいね。
腰痛はお尻の筋肉と密接な関係性にあります。
ガチガチに固まっているのは、実は腰周りよりもお尻なんですよね。
もちろん、慢性的な運動不足や冷えも腰痛の原因になりますので、程よい運動や入浴をするなどの基本を押さえたうえで、ぜひ実践されてみてくださいね。