子供に伝えよう!夏の花火を安全に楽しむ方法とは?
日本の文化として古くから伝わるのが「夏の花火」です。
特に手持ち花火は、子供の頃の夏の思い出の一つですよね。
しかし花火は「危険」という認識はありますが、では具体的にどのような危険性やルール、リスクがあるのでしょうか?
1つ1つ検証していきましょう。
花火をやる際のマナーと安全確認
- 騒音や煙などのマナー
- ヤケドに注意
花火を楽しむときは、周辺の住民に迷惑にならないように十分注意する必要があります。
楽しさのあまり大声で騒がないようにし、大きな音の出る花火は避けましょう。
一度に大量の花火をつけるとあたり一面煙に包まれてしまい、大変危険です。
また花火をやる時間はあまり遅くならないようにしましょう。陽が落ちてから一時間前後までがベストです。
目にも鮮やかでわたしたちを楽しませてくれる花火ですが、ひとたび間違えると大変危険なアクティビティーとなる要素がたっぷりです。花火は楽しいものですが、特に気を付けなければならないのが「ヤケド」です。
バチバチと火花を出して燃え続ける花火は、およそ1200度以上もの高温となっています。
万が一触れてしまった場合、深部までの熱傷になる可能性が高いため十分に注意が必要です。
花火をするときの注意点
- 必要道具を用意する
- やけど防ぐために
- 強風の日はNG
- 打ち上げ花火と噴き上げ花火
- 取扱説明書を見る
美しい花火もその原料は「火薬」です。
取り扱い次第で火事になることも考えられますから、楽しむのは予防策をしっかり立ててから!
あらかじめ用意するのは「水の入ったバケツ、ゴミ袋、ろうそく」です。
これは「花火をやるときの三種の神器」といえます。
火を点けるとき、普通のライターや着火用ライターはいきなり火花が散ることもあるので、ちょっと危険です。
また花火から花火へと火を点けるのも危険なのでやめましょう。
ホームセンターやネットなどで手に入る「虫よけ効果のあるろうそく」がおすすめです。
花火に夢中になっているうちに衣類に火がついてしまうという悲劇は絶対避けたいものです。
フリルのついた服や化学繊維の服は燃え移りやすいので花火のときは避けましょう。
遊び終わった花火は必ず水の入ったバケツに入れ、燃えかすを散らかさないようにしたあと必ず火が消えたことを確かめましょう。
子どもに花火を持たせるときは必ず大人の目の届くところで行い、なるべくからだから花火を離して持たせるようにします。
強く風が吹いている日の花火はとても危険です。
花火の火が他に燃え移ることで火事やヤケドにつながる可能性が高く非常にリスキーです。
強風の日はいさぎよくあきらめましょう。
空中高く火花を放つ花火は豪快でドキドキハラハラしてしまいます。
しかしどんな花火も危険な要素を含んでいることには変わりありません。
打ち上げ花火や噴き上げ花火は終わったと思っても絶対筒の中はのぞき込んではいけません!
火薬が残っている可能性がありますから、注意しながら水をかけたあとしばらく放置し消火を確かめましょう。
花火により取り扱い方法を明記してある場合があります。
着火する部分や持ち方、遊び方などの注意点をよく理解してから始めましょう。
また風下に人がいると煙や火花が飛んでいきとても危険です。花火をやる人が必ず風下になることが大切です。
種類別!花火を楽しむコツ
- 線香花火
- ススキ花火
昔から愛され続けてきた夏の風物詩が線香花火です。
玉がすぐに落ちないようにするためには、斜め45度にすると比較的長持ちします。
細長い棒の先に花火の筒がついたススキ花火は、シューっという音とともにススキの穂のように吹き出す火花が特徴で、手持ち花火のスタンダード的存在です。
ススキ花火は通常、先端に付いた紙に火を点けますよね。これだとなかなか火が点かないことも多いはず。
そこでこの紙をちぎってから筒の先端にろうそくの火をあてるようにするとすぐに着火できます。
夏の花火を楽しもう!
お子さんのいる家庭ならひと夏に一度は楽しむ機会がある「花火」。
最近は香り付きのものやおみくじ付きのものまで多彩なラインナップになっているようです。
特にキャンプやバーベキューのときにイベントの一つとして花火を加えたいですよね。
ぜひマナーを守り安全に注意し、夏の楽しい思い出の1ページを作ってくださいね。