【女性の吐き気】原因と病気との関係 解消法まで
吐き気という、例えば風邪をひいている時や二日酔いの時に起こるものですよね。
ですが、そういった明らかな原因があるワケではないのに日常的に起こる吐き気には注意が必要です。
どちらかというと男性に多そうな空えずきなどの吐き気ですが、女性でも当然悩まれている方は多いです。
吐き気の原因や病気との関連性についてみていきましょう。
吐き気が起こる原因
まず、歯磨きを行っている際の吐き気は生理的反応、つわりなどの吐き気は問題ありません。
逆に心配なのが以下の原因。
【身体的原因】
- 胃や食道が荒れている
- ホルモンバランスの乱れ
- 喫煙量が多い
- 強いストレス
寝る前に食べるなど暴飲暴食を続けていると胃が慢性的に荒れた状態になり、吐き気を伴います。
生理中や排卵時期などをはじめ、更年期にも起こりやすい吐き気。
排便の際に気持ち悪くなる、便の通りがすごく悪い方はねじれ腸の可能性も。
たばこの量が増えると空えずきなど吐き気をもよおします。
【精神的原因】
仕事など強いストレスを溜め込んでいる方は、知らず知らずに胃潰瘍(胃粘膜炎症)や自律神経失調症になっている場合も。
病気との関係は?
では、吐き気と病気との関係性をみていきましょう。
- 食中毒・ウイルス感染
- 胃がん
- メニエール病
- 緑内障
- 機能性ディスペプシア
- うつ病
吐き気と共に下痢や腹痛を伴うようであれば、食中毒やノロウイルスなどの重い風邪の可能性があります。
食欲がない、、という方は胃がんの特徴でもあるので、すぐに検診をオススメします。
耳の病気であるメニエール病はめまい、頭痛、吐き気を伴い難聴発作が起こります。
視野が狭くなってしまう目の病気で、急激な眼圧の上昇によって頭痛や吐き気を伴います。
眼痛がするという方は、早い段階で眼科にいきましょう。
聞きなれない病名ですが、原因不明の吐き気の場合たばこやお酒の飲みすぎなど生活習慣の乱れから
くるといわれている機能性ディスペプシアという消化不良、胃腸障害の場合があります。
うつ病を発症させている場合も吐き気が起こることがあります。
食欲がない、気分がすぐれない、頭痛がするなど精神面も疑う必要があります。
また一週間程続くようであれば、早い段階で病院での診察検査を受けるようにしましょう。
効果的な吐き気の解消法
病気が関連している場合も考えられますが、明らかに昨日のお酒や食べ過ぎ、タバコの吸いすぎという
原因がわかっている方は、簡単な吐き気解消法で解決してしまいましょう!
- 梅干や生姜を食べる
- ツボ押しで解消する
- 横になって安静にする
- ミントガムを食べる
食欲もなくなる吐き気ですが、梅干や生姜には昔から吐き気の解消効果が高いとされてきました。
もちろんつわりのひどい妊婦さんにもオススメの食べ物です。
天容(てんよう)とよばれる両耳の下、下あごの骨の後ろにあるツボを刺激してあげます。
場所をピンポイントで刺激するよりも、広範囲をマッサージしてあげるとよいでしょう。
吐き気はもちろん耳や喉にも効果があるツボです。
食べ過ぎや飲みすぎで気持ちわるい場合は、右側を下にして横になり安静にします。
このことで胃の消化を促進し、食べ物の逆流も防げます。
ミントは味や匂いが吐き気を抑えてくれるといわれています。
リラックス効果もあるので一石二鳥です。
炭酸水による吐き気抑制力
二日酔いの次の日に炭酸水を飲むのが良いという話を聞いたことがありますか?
同じように気持ち悪い、、吐き気がする、、という際には、炭酸水を飲むことで胃の中をすっきりさせ吐き気を抑えることが可能です。
ただし甘い炭酸水は砂糖量が多いので、甘みの無い普通の炭酸水がおすすめです。
いかがでしたでしょうか? 吐き気といっても様々な原因がありますが、なぜか吐き気がする、、という方は
病気の疑いを持って、面倒がらずに早めに受診するようにしてくださいね。