【体内美人を作る】岩盤浴の効果的な入り方
皆さんは「岩盤浴」に入ったことはありますか?
「昔一度入ったことがある」という人、「今も時々行きます」という人などいろいろだと思います。
数年前、雨後の筍のようにあちこちに出来た岩盤浴サロンや溶岩浴、温浴施設も、そのブームは落ち着きを見せています。
それでも疲れたからだを癒すために、週末は温泉施設へ出かけることを習慣にしている人は少なくないようです。
岩盤浴は「入る」というより、「寝転ぶ」ですが、ただ寝っ転がるより効率的に温め、存分に汗をかく方法があります。
今回はデトックス効果を高める理想的な岩盤浴の入り方のご紹介です。
岩盤浴の効果
体内に溜まった有害金属などを排出する「デトックス効果」があると言われています。
確かに岩盤浴に入ると新陳代謝が高まることと多量の水分摂取の影響で、お手洗いがとても近くなります。
- 「大量の汗とともに皮脂と結びついた有害金属の排出」
- 「代謝アップにより腎臓を通して尿から有害な毒素を排出する働きが増す」
と、
初めに水分補給をしておく
まず、入る前に必ず水分補給をします。
岩盤浴のある施設には、必ずウォーターサーバーなどが設置されています。
これから出す汗の量を考えて、ぜひお水をたっぷりとコップ2杯は飲み干してください。
岩盤浴スタート!まずは「うつぶせ」で
一人づつ仕切られた石の床は程よい熱さ。
そこにバスタオルを敷き、その上にまずはうつ伏せになり寝ます。
胸、お腹、太ももの全面、すね、足の甲を温める感じになりますが、ほんわかした熱さがやがてしっかりからだの中心部に届くと、ジンジワと少しづつ汗が出てきます。
気持ちの良さにウトウトしながら、約15分ほどリラックスしているうちにさらに汗が大量に出始め、首筋を伝うようになります。
続いて「横向き」になる
横を向いた時の足は、下の膝を伸ばし、上になった足を曲げます。
必然的に、上になった足のふくらはぎなどの内側側面と、下になった足全体の外側側面及び、腰の外側側面、わき腹、肩側面と腕、を温める感じになります。
反対側も同じように温め、時間にして左右それぞれ10分間づつくらい。
この時点でかなり汗が大量に流れるように出てきます。
そして、最後に「仰向け」
背中、腰、お尻、太ももの裏側、ふくらはぎを温める感じで上向きに寝ます。
時々膝を立てて「足裏を温める」とさらに血行が良くなり、汗の出方が違ってきます。
うとうとリラックスしながら、無理なくじっくり汗を出すのにかけた時間は、約50分間。
高温のサウナであればここまで入っていられないですよね。
一旦外へ出て休憩タイム
フロアを出て水分補給をしながら、ゆったりと体を休めます。
初心者はこの辺でオッケー。十分に体幹まで温まっています。
普段ドライサウナに入り慣れている人で、物足りない場合は十分に水分を取り、再度軽く15~20分ほど汗を搾り出し、終了です。
大量の発汗は心地よい疲労感に包まれ、その晩は爆睡必至です。
まとめ
この岩盤浴、汗の出方がサウナとまったく違います。
じっくりかいた汗は血漿成分が少なくサラッとしているので、一説にはこの汗はシャワーで洗い流さない方が良いとのこと。
しかし「汗腺や皮脂腺に詰まった有害地金属も流れ出てくる」と考えると、最後はシャワーで流した方が気持ちよくさっぱりできるかもしれません。
体内には普通の生活では排出できない有害な老廃物が、想像できないほど溜まっていると思われます。
その有害物質をカンタン手軽に排出できるとあれば、利用しないテはありませんよね。
大抵の施設は、落とした照明のほの暗い室内に調整され、ヒーリングミュージックなどがかかり、かなりリラックスできます。
うとうとしながら体内のデトックスが出来る岩盤浴は、現代人の多忙な生活をリセットする最大の効果があるといえそうです。
岩盤浴常連の方も、これから、ひさびさに行ってみようと思う方も、ぜひ今回の手順を覚えて体感してみてくださいね。
ぜひ体内美人になるために、筆者おススメの岩盤浴で「心身のデトックス」してみてはいかがでしょうか。