【食品豆知識】食品表示や産地表示は本当?
私たちの生活は様々な食品で溢れています。
スーパーやコンビニで普段何気なく手に取っている食品もじつは意外と知らないことばかりではありませんか?
オーガニックをはじめ、食事や栄養面には女性はやはり興味がでますよね、そこで今回はそんな食品についての知っておきたい豆知識をご紹介します。
食品表示や産地表示のウソ・ホント
食品や食材を購入する際に表示をチェックされる方も多いと思いますが、実際その表示の意味を知らなかったりする場合も多いのではないでしょうか?
それでは細かく一つ一つみていきたいと思います。
ゼロカロリーやノンアルコールはウソ?
いまやゼロカロリーやノンアルコールは当たり前になってきています。
特にダイエット中や妊娠中の女性はつい手に取りがちですよね。
ですが、じつはどちらも本当ではない可能性があります。
ゼロカロリーは100mlもしくは100gあたり5kcal未満ならゼロカロリーと表示しても良いことになっています。
また、ノンアルコールも1%未満ならノンアルコールと表示して良いのです。
ですので妊娠中の方は特に気を付けてください!
同様によくあるノンオイルドレッシングも、100gあたり脂質が3g以下ならノンオイルと表示しても良いそうです。
食塩とナトリウムは同じもの?
食塩=ナトリウムだと思っている方は多いでしょうが、じつはナトリウムは食塩の一部なのです。
正確には食塩相当量=ナトリウム量×2.54なので、食塩のほうがナトリウムよりも塩分量が多いのです!
塩分を控えたい方は十分に気を付けましょう。
産地偽装にはならない食材
食材にこだわる方は産地が気になりますよね。
○○産と表示されているから安心…と思うのは間違いです。
なかには産地が全く別のものになるものもあるので注意してください。
- 野菜は収穫した場所が産地!?
- 刺身盛りにも要注意!
- 国産牛と和牛の違い
- 無添加はホント?
もやしや椎茸などによくあるのが、元になる種や菌床は中国産で収穫した場所が国内なら国産になります。
国産だからと安心せずに、種や菌床もどこの産地か確認しましょう。
刺身は単品なら産地の表示が必要ですが、2種類以上なら不要なのです。
ですので、クロマグロの赤身と表示してあってもその脇にある赤身も必ずしも一緒とは限らないのです。
国産牛が安心だと思いがちですが、和牛と国産牛は全くの別物です。
和牛は日本生まれ、日本育ちのものです。
一方ら国産牛は生まれは海外でも、日本にいる期間が一番長ければ国産牛になります。
子どもがいるとついつい無添加かどうかを気にしがちですが、無添加=安心とは限りません。
というのも、無添加は定められた添加物が入っていないので無添加と表示されているのです。
ですので、じつは添加物に近いものが含まれていたりする場合もあるので、きちんと表示を確認しましょう。
濃縮還元は100%?
ジュースによくある濃縮還元100%とは、ストレートの100%ジュースとは別物です。
濃縮還元とは一度にたくさん収穫された果実を長期間保存し、ジュースを製造する際に加熱したり、砂糖を加えたりします。
ですので、ストレートの100%ジュースとはビタミンや糖分、酵素の量が変わってくるので注意してください。
いかがでしたか?意外と知っているようで知らないことばかりでしたよね。
「○○だから…。」と安心せずに、これからは毎日口にするものに少し意識を向けてみてはどうでしょうか。