フッ素の危険性と安全な歯磨き粉
毎日の生活の中で、みなさん歯磨きをされてらっしゃるかと思います。
一日三回する方もいれば、朝と夜は必ずやるというように、2、3回は磨くのが当たり前になっています。
歯を守り、口内を清潔に保つためには歯磨きが一番大切ですからね。
そんな歯磨きで使うのが歯磨き粉です。
爽やかな香りだったり、歯を白くする成分だったり、様々な利点をうたって多くの歯磨き粉が販売されていますが、その多くにフッ素が含まれています。
ですが、このフッ素は「身体にとって有害なものである」とされ、ヨーロッパを始めとする海外諸国では、歯磨き粉からのフッ素除去運動が進んでいるのです。
フッ素とは?
化学物質の一つであるフッ素は、野菜や果物などの食べ物にも微量に含まれていて、虫歯の原因となる歯垢(ブラーク)を抑え、虫歯予防に有効とされています。
また、歯の質を強くして酸で歯を溶けるのを防ぎ、酸自体の生成も抑えてくれます。
そのため、一般的な多くの歯磨き粉内に配合されていて、歯医者さんでも虫歯予防の施術メニューの一つにフッ素塗布を取りいれている医院もあります。
フッ素の危険性
歯を守るために重宝されてきたフッ素ですが、日常的に摂取し続ける事は身体にとってとても危険な毒素でもあります。
フッ素が危険とされる理由には次のような理由があります。
- 急性中毒を起こす
- エナメル質形成不全になる。
- 骨硬化症の恐れ
- ガン細胞の成長を促進させる
- ダウン症児
症状として、腹痛や下痢、嘔吐、けいれんなどを起こす場合があります。
歯が異常に白くなり、ザラザラしてきます。
これは歯の表面を覆うエナメル質がキレイに作られなくなるためです。
こえを補うためにフッ素塗布を行う歯医者もありますが、実はフッ素自体が原因な場合が多いです。
別名フッ素症と呼ばれ、足などの関節が痛み、骨が異常に突出してくる病気です。
フッ素は、ガン細胞の生成や成長を促進させるという研究発表もあります。
これはまだ正確には解明されていませんが、ダウン症児が生まれる原因の一つではないかと研究が進められています。
またフッ素は殺虫剤の主な材料として使われていたり、歴史をみてみてもナチスドイツがユダヤ人収容所の水にフッ素を配合し、脱走の意志を無くす手立てに使っていたとされています。
安全派と危険派
フッ素に関しては、以前から安全派と危険を唱える危険派に分かれて論争が巻き起こっています。
安全派は歯磨き粉一本飲むなどしない限り問題ない、日常生活で多量のフッ素を摂取する事がないなどを挙げています。
逆に危険派は、安全とされている証明実験のずさんさを指摘し、安全とされている0.1~0.2ppmの含有量を超えて、歯磨き粉などに使用される規制の甘さから、身体を守るには個人で戦うことの必要を奨励しています。
筆者の意見として、日本は広告主の権力が強いためなかなか強い規制がかからない傾向にあります。
その点規制に厳しい欧米では、フッ素の使用は全面的に使用禁止になっています。
かのナチスではユダヤ人の反乱を抑えるために、水道水に薄めたフッ素を垂れ流していたという話もあり、フッ素は脳を溶かすと言われているほどなのです。(もちろん濃度の濃いものですよ)
フッ素の含有量が高い物
フッ素は歯磨き粉だけでなく、日常的に摂取するものの中に多く含まれています。
・ファストフードの一部
・缶詰の魚
・たばこ
・テフロン加工のフライパン
・炭酸飲料、お茶、ワイン、ジュース
その中でもやっぱり毎日使う、歯磨き粉から体内に入る量が一番危険といわれています。
フッ素の入っていない安全な歯磨き粉
では、フッ素を使用していない安全な歯磨き粉はあるのでしょうか。
口に入れるものの安全性に敏感なヨーロッパでは、すでにフッ素を配合していない歯磨き粉が多く販売されています。
日本でも、オーガニックな食品や日用品を扱ういわゆるオーガニックスーパーでは、欧州基準の歯磨き粉も販売されています。
ネットで購入する場合は、「オーガニック 歯磨き粉」等で検索すると、多くのフッ素無配合歯磨き粉が見つかると思いますので、ご自身の目で見て安全性の高いものを選ぶようにしてみてください。
また街のスーパーで購入される場合は、医療部外品の歯磨き粉にはほぼフッ素が含まれています。
「ライオンホワイト」などは無配合商品ですが、あまり体によくない化学薬品も含まれているため一番のおススメはオーガニック歯磨き粉になります。
ですが、オーガニック歯磨き粉は手に入れいくかったり少々高価だったりするので、日常使いとして筆者がおすすめしているのは小林製薬の「スミガキ」です。
名前の通り「スミ」を使用しているため黒いのですが、磨き心地が最高によくスッキリとした口になります。
日本のメーカーとしては珍しくフッ素を一切使用していないので、安全性も高くおすすめです。
歯磨き粉は日常的に使うものですので、少しお値段は上がりますがオーガニック系商品の利用をおススメしています。
特に小さなお子様のいらっしゃるお宅では、歯磨き粉を飲み込む子も多いので余計に気を使って商品選びをするべきだと思います。
日本はまだまだ食品や日用品に対する危険予防意識が低いですが、自分の健康は自分で守るために、ちょっと気を使って商品選びをしてみてはいかがでしょうか。