栄養過多?栄養の摂り過ぎによる逆効果な健康被害とは

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健康に気遣う人なら「食べるものと飲むのもの」に強い関心を寄せるものです。
 
特に「これが健康にいい」とか「こんなときこれを食べると効果がある」と言われると、つい量を加減せずに摂り過ぎてしまうこともあるのではないでしょうか?
 
どの栄養価でも適切な量があり、不足はいけませんが、実は摂りすぎも決して良いとはいえません。
しかしそのさじ加減は結構難しいもの。
今回は摂取し過ぎてしまう栄養価について詳しくみていきましょう。

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たんぱく質の摂りすぎ

 
タンパク質
 
日々筋トレをしている人にとって、筋肉増強のためのたんぱく質摂取は欠かせないものです。
しかし「たんぱく質の摂りすぎによるデメリット」について考えたことはありますか?
 

  • 内臓に負担がかかってしまう!
  • たんぱく質とは、肉、魚、卵、チーズや牛乳などの乳製品などを代表とする食品に多く含まれるのがたんぱく質です。
     
    食事から摂った過剰なタンパク質は分解されて窒素となり、さらにはアンモニアに変わります。
    アンモニアは有害な物質であることから、すぐに肝臓から腎臓にかけ尿素〜尿として排出されます。
     
    このとき同時にカルシウムも排泄されてしまいます。
    またタンパク質の過剰摂取は多量の窒素を尿にしなければならないため、肝臓や腎臓にかかる負担が増大します。

 
これらの疾患に注意!
・骨粗相症
・尿路結石
 
 
 

栄養ドリンクの飲みすぎ

 
栄養ドリンク
 
激務が続いたり、睡眠不足が原因でいつもグッタリと疲れが取れない時、つい栄養ドリンクに手を伸ばすのが日常となっているのではないでしょうか。
 
飲めば何となく元気が出るような気がするので、「ここ一番」のときのためにいつでも常備しておきたいものの一つという人も多いようです。
 
しかしお腹に入れた栄養ドリンクが、体内でどのような働きをしているのかは、正直よく分からないのが本音ですよね。
もし栄養ドリンクを飲み過ぎときには、どのようなリスクがあるのでしょうか?
 

  • 胃や肝臓に負担がかかる
  • 栄養ドリンクの主成分タウリンには肝臓の代謝を活発にする働きがあります。
    とはいえ、たくさん飲み過ぎると胃や肝臓の負担になります。
    また胃腸の調子があまり良くないとき、栄養ドリンクの飲み過ぎが下痢につながることもあります。
     

  • カフェイン中毒の可能性
  • 栄養ドリンクを飲んで元気になった!と思っていても、実は大量のカフェインを摂り入れて瞬間的に目が冴え錯覚している場合も多々あります。
     
    特に疲れたときに飲む癖がついていると「禁断症状」が表れる場合があります。
    それはまるでタバコやコーヒーが切れたときのよう。
    栄養ドリンクを飲めないとき、激しいストレスを感じたり、イライラしてすることもあります。
     

  • 糖分によるイライラ
  • 栄養ドリンクには糖分も多く含まれています。
    糖分による血糖値の急激な上昇や低下は精神を不安定にさせイライラさせ、中毒症状を引き起こしてしまうことがあります。

 
これらの疾患に注意!
・慢性カフェイン依存症
・下痢
・胃腸障害
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ビタミンCの摂りすぎ

 
ビタミンC
 
ビタミンCの適量は、生活習慣や仕事量などにより個人差があります。
健康維持のための摂取量は1日800mgが目安で、壊血病予防として厚生労働省が定めたビタミンCの最低必要量は100mgとされています。
 
ここで問題なのがビタミンCのサプリメントです。
ビタミンCは本来であれば野菜やフルーツで摂取するのが理想的です。
 
しかしサプリメントの場合、必要以上に多く摂り過ぎてしまう可能性があります。
過剰に摂取すれば基本的に体外に排出されますが、人によりお腹がゆるくなったり、空腹時に摂取すると胃腸に負担がかかることもあります。
 

これらの疾患に注意!
・下痢
・吐き気
 
 
 

玉ねぎ&納豆の食べすぎ

 
納豆
 
血をサラサラにする食品として人気の高いのが「玉ねぎ」と「納豆」です。
しかし摂りすぎると思わぬ弊害に見舞われることがあるので要注意。
 
それは「血がサラサラになりすぎること」です。
血流には理想的な流れの度合いがあります。そのためにはバランスの良い食事を摂ることが必須ですが、からだに良いからと玉ねぎや納豆を必要以上に摂り過ぎると、逆効果になってしまいます。
 

これらの疾患に注意!
・鉄欠乏症貧血
・めまい
・立ちくらみ
 
 
 

水分の摂りすぎ

 
水分取りすぎ
 
毎分16mlと言われるのが、腎臓の利尿速度です。
水の飲み過ぎはこの利尿速度をはるかに越えてしまいます。
 
また自然に分泌されるナトリウム不足も深刻な状況となり、最悪死に至るケースもあります。
これはアスリートやスポーツ選手にみられる場合が多いのが特徴で「水毒」と呼ばれます。
 
防止策としては一度に大量の水を飲まないことと、ノドの乾きが癒えたら水分の摂取を控えることがポイントです。
また水ではなく、アルカリイオン飲料を摂取した場合、これらの水毒を防ぐことができます。
 

これらの疾患に注意!
・運動関連低ナトリウム血症
・立ちくらみ
・目まい
・吐き気
・むくみ
 
 
 

人のからだはバランスが大切

 
わたしたちは「健康であることが一番幸せ」です。
しかしそのためには、食べたり飲んだりすることをおろそかにすることはできません。
 
ところが「からだに良いから」と、あるものだけをたくさん摂り続けると少しづつ全身のバランスが崩れていきます。
これでは理想の健康体からどんどんかけ離れたものになるのは否めませんよね。
 
わたしたちが健康で生きるためには、常にあらゆる情報を取捨選択し、またその情報を常に更新しながら取り組んでいくことが大切なので、「良いと聞いたから」と極度に頑張ることは逆効果も招きます。
必ず正しい知識と自分の身体と相談しながら続けるようにしてくださいね。


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36歳で第一子、39歳で不妊治療で第二子を授かった経験あり。 子育ては大変ですが、女性として美容や健康への努力を忘れない努力は大切にしています。 皆さんのお悩みに寄り添いをサポートさせていただきますね♫

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