ペットや動物からわかる地震の前兆
よくナマズの動きが活発になると地震が起きる前触れだとか、昔から地震の前兆といわれる動物たちの行動ってありますね。
家で飼っているペットも、自身が起きる前に落ち着きがなかったとか、ベッドの下から出てこなかったという話も聞きます。
ペットや動物が知らせてくれる地震の前兆って結構あるなと感じている人は多いでしょう。
地震が身近な日本人にとって、地震の前兆をつぶさに感じ取れることで、危険を回避しやすくなります。
今回はそんな動物やペットから知ることができる地震の前兆を調べてみました。
動物が地震を予知する理由
ペットを飼っていると確かに地震の前にいつもとは違う行動をとることがあります。
筆者が実際に飼っているネコの場合、地震が起きる少し前に急に起き上がり何かをじっと何かを聞いているような感じで、一点を見つめて動かなくなります。
動物のこうした行動はなぜ起こるのか?というと、
「地震が起きる前の電磁波を人よりも強く感じるから」
といわれています。
電磁波などの地震の予兆は、土深く生きる地中生息動物の方がより的確に感知するといわれています。
・地震の前にミミズが大量に出てきた
・地震の前に蛇が出てくることがある
このように、地中にいる動物などはより近く電磁波を受け取るといわれています。
また、短い波長の電磁波を受け取る事が出来るのが小さい動物、長い波長の電磁波を受け取ることができるのが大きい動物という事も言われます。
ペットの異常行動
・深夜に家族を起こした
・急に庭に穴を掘った
・繋がれている綱を懸命に取ろうとした
・地震が起きる数時間前おもらしする
・落ち着きがなくなった
・異常に吠える
・何かにおびえているようにしっぽを丸めている時間が長かった
・急に鋭く泣いた
・ひげがぴんと張ったような感じになり集中している
・一点を見つめる
・背中の筋肉を異常にびくびくさせる
・家の中を歩き回る
・高いところから降りようとしない
・飼っているハムスターがエサを食べなくなった
・飼っているウサギがお互いを傷つけあってばかりいた
・金魚が同じ場所をぐるぐる回っておかしかった
野生動物の異常行動
ナマズはあまりにも知られていることなので場外しますが、ナマズというのは電気にとても敏感な生物だそうで、地震の前の電磁波を強く感じるために地震の前になると暴れるといわれています。
・いつもは見ない時間帯に飛び回り鳴きまわっていた
・電線に異常な数の鳥を見た
・いつも見る時間に鳥の姿、声を聞かずしーんとしていた
【魚】
・いつもは見ないような深海魚を見た
・漁師さんが珍しい魚を釣ることが多くなった
・大量の魚が岸に打ち上げられた
・いつもの季節にはいない魚が大量発生した
・大量に岸に打ち上げられた
・ショーを行うイルカがいう事を聞かずぐるぐる回ってばかりいた
・いるかがジャンプを繰り返しステージに乗り上げることが続いた
・普段鳴くことのないウサギやリスが鳴いた
・冬眠中なのに蛇が這いだしてきた
・モグラが土から出て路上を走っていた
絶対に予知になるという事ではありません
動物が人間には感じることができない「何か」を感じ取っていることは間違いないでしょう。
いるかなどは人に聞こえないような音で会話をするといわれていますし、人が解明できない不思議な行動をとる動物はたくさんいます。
完全な予知という事にはなりませんし、こうしたことが起きても地震が起きないこともたくさんあります。
でも、人よりも自然の何かを感じる力を持っている動物が、いつもと違う行動をとるという事は、何かの理由があるということです。
何か起こるかもしれないなと感じ、備えを怠らないことがとても重要だと思います。
最近は駿河湾などで竜宮の使いなどの深海魚が網にかかることが多く、これも、地震などの災害の前兆では?といわれています。
今までと違う行動や出来事は、地球温暖化などの環境の変化なども関係しているでしょう。
異常行動がみられるという事は、野生生物が人に対して警鐘を鳴らしてくれているととらえ、地震に備え、地球環境を出来る限り壊さない行動へつなげていくことが必要だと感じます。