【あなたは大丈夫?】心理学から見る離婚しやすい夫婦の特徴
結婚すれば幸せになれる!
そんな思いを持つ女性は多いかもしれません。
ですが、現在は夫婦の3組に1組が離婚をしているという状況。
離婚なんて他人事だと思っていると、いつか自分も・・・なんてことになるかもしれません。
今回は心理学から見た「離婚しやすい夫婦」と「夫婦仲を良好にするための秘訣」についてご紹介したいと思います。
私達が主人公!幻想共有型カップル
周囲の反対を押し切って結婚した夫婦を“幻想共有型カップル”と呼びます。
ポイントは二人が自分たちの愛は正しく、それを邪魔したり反対するものは悪だと考えていることです。
このカップルは、結婚するまでは周囲の反対という困難をともに乗り越えて絆を深めます。
これを心理学用語では「ロミオとジュリエット効果」と言います。
ところが、困難が落ち着き、次第に平穏な日々が訪れると、それまで気が付かなかったお互いの欠点が見え始め、嫌気がさすようになるのです。
また、出会ってからすぐに結婚するいわゆる「スピード婚」であれば、更に離婚する可能性は高いでしょう。
芸能人に多い例ですね。
マザコンな夫と母性がありすぎる妻
じつは「マザコンな夫」と「母性がありすぎる妻」の組合せも長続きしないのです。
一見、母の面影を求めがちな夫と、それを受け止める母性が強い妻の二人はバランスが取れているように見えます。
ですが、夫婦の間に子供が生まれると要注意です。
それまで夫に向かっていた妻の母性は、子供へ方向転換してしまい、夫はたちまち寂しさを覚えます。
妻が子供へ母性たっぷりで子育てに励んでいる傍らで、その寂しさを埋めようと夫は浮気に走っているかもしれません。
エリートな夫と夢見る乙女な妻
「うちの旦那は○○商事に勤めているのよ。」
なんてアピールしている妻は危険です。
結婚の決め手は相手の勤め先や収入、学歴などの表面的な条件で結婚した場合、離婚の可能性が高くなります。
その理由は、結婚前はいくら仕事が忙しい男性も、女性の関心を得るためにプレゼントや食事など少ない時間を割いてアプローチを欠かしません。
そんなアプローチに「お金もあって優しいカレに愛されてる私…」なんて夢見がちな女性は必ず食い付くでしょう。
ですが、一度結婚すれば状況は一変。
「釣った魚に餌はあげない」とばかりに夫は妻よりも仕事を優先しがちに。
そんな状況が続くと「こんなはずじゃなかったのに…」と不満や寂しさが募ることになるでしょう。
特にそれまでは趣味や仕事があっても「夫に尽くしたい!」と結婚生活が全てになってしまった妻は要注意です。
「どっちにしようかな…」優柔不断カップル
優柔不断というと優しそうな気がしますが、じつは自分の決断で何か問題が生じるのを避けるための行動でもあります。
夫婦どちらか一方が優柔不断で、もう一方が決断力があるとバランスが取れますが、夫婦二人とも優柔不断だと悲惨です。
何か問題が起きた際に、お互いに相手のせいにしたがりなかなか解決に進まないでしょう。
例えどちらかが浮気をしても「浮気される方が悪い」となりかねません。
心理学から見た夫婦仲を良くする秘訣
夫婦仲を良好にするには、様々な努力や思いやりが必要だと思いますが、今回は心理学から見た秘訣をお教えします。
心理学では他人に与える自分の印象をコントロールすることを自己呈示と呼び、これが夫婦仲を良好にするポイントになります。
人は日常的に他人に優しい人や、面白い人などの自分が思う印象を持ってもらうために外見や言動を操作します。
もちろん対人関係ではこうした自己呈示は重要ですが、夫婦間にも深く関わっているととある研究の結果で明らかになりました。
その研究結果とは、仲が良好夫婦ほど互いに相手に対して自己呈示を行っているというものでした。
ここでの自己呈示とは、思いやりや安らぎなどの温かみがある印象のコントロールでした。
つまり、いくら夫婦だからと言って互いに自分の好き勝手にしてしまうのは、関係を悪化させる原因の一つになるのです。
夫婦だからこそ、そうした努力が必要になることを忘れないでくださいね。
今回は心理学から見た離婚しやすい夫婦と、夫婦仲を良くするための秘訣をご紹介しました。
年々離婚率が高まり、離婚することがそれほど珍しいことではなくなっていますが、せっかく人生のパートナーとして結ばれた仲ですから、できるだけ添い遂げたいと思うのが心情ですよね。
もし今回のことが心当たりがある方や、これから結婚を考えてる方はぜひ参考にして、いつまでも仲の良い夫婦でいられるようにしましょう!