【乾いた咳が続く】原因や病気との関係性
電車での移動中、大切な会議中、静かにしておきたい場所でも続いてしまう乾いた咳。
この空咳が止まらない状況だと困ることも多いはず。
とくに冬場に多くでてくる乾いた咳ですが、風邪なのか何なのか?急に出始めて止まらなくなる場合もあります。
そこでそんな空咳である、乾いた咳が続いてしまう原因や病気との関係性をみていきたいと思います。
乾いた咳がでる原因
まずなぜ急に乾いた咳が続いてでるようになるのでしょうか?
咳というのは気道辺りのウイルスや違和感を咳によって外部に排出しようとする浄化作用です。
ですので何かしらの体にとって良くない原因があるから咳が続くのですね。
そんな主な原因は次のものがあげられます。
- インフルエンザなどのウイルス感染
- マイコプラズマによるもの
- ストレス過多
- タバコの吸いすぎ
初期の段階など軽度の症状として、伝染段階で外に出そうと咳が続きます。
近年流行している感染症であるマイコプラズマ。
乾いた咳が数週間も続く症状があり、喉の痛みや発熱も伴います。
心因性がいそう と呼ばれる症状で、極度の不安やストレスが蓄積されると咳が止まらなくなる症状が現れます。
タバコは気管に大きな負担をかけるため、えずきと同じく乾いた咳もよくでることがあります。
発熱などがない場合は、自身のストレスやタバコなど生活や内面を見つめなおして原因を探すことが大切です。
乾いた咳と病気との関係性
風邪やウイルス感染は病院で対処すれば、最近の治療は効果的ですので早ければ1日で回復するものが多いです。
ですが、明らかに風邪っぽさがないのに咳が続く、、という方は、他の病気の可能性が大きいので気をつける必要があります。
- 扁桃炎・気管支炎
- 咳喘息
- アトピーによるもの
- 逆流性食道炎
気管支などに炎症を起こすこれらの病気は、進行すると肺炎にもつながりますので、早めの診察と治療が必要です。
ハウスダストやストレスによるアレルギーや、大きな温度差を感じると気道を刺激して咳が止まらなくなります。
アトピーを持っている人は息発作を起こしやすく、乾いた咳が止まらなくなる症状がでる場合があります。
胃液が逆流するこの症状は、胸焼けや酸っぱさと同時に咳が続くことが多いです。
またかすれた声になる場合も多く、その場合こう頭ガンや結核の疑いもでてくるので早めに診察を受けるようにしましょう。
乾いた咳が続いた時の対処法
基本的には慌てずにまずは経過を落ち着いてみるようにしましょう。
単純な咳の場合は自力で咳を止める方法の記事を参考にしてみてください↓
咳がひどい 自分で咳を止める8つの方法とは?
熱が出たり、下痢になればまずウイルス感染ですので病院で対処しましょう。
そのような症状が出ないのに数週間続くようであれば、特に小さなお子さんの場合は、乾いた咳が続くというのは何かしらの病気の可能性が高いです。
病院でCTスキャンや肺機能検査、アレルギーのための皮膚テストなど細かな診察を受けて原因究明する必要があります。
ウイルスが原因であれば吸引ステロイド、アレルギーには抗アレルギー薬で対処できます。
もしストレスが原因だと疑われる場合は、ただ単に咳を抑える薬を基本的には処方されるだけです。
ストレスや精神的不安が大きい場合は、ストレス解消法を探す、もしくは心理セラピストに相談してみるのも心が軽くなりやすいのでよいでしょう。
単純に咳といっても、様々な要因が考えられますので不安な方はまずは早めの受診を基本と考えるようにしてくださいね。