【美容整形で劣化】原因や失敗しない方法とは?
ネットをにぎわす話題のひとつが「美容整形」。
どんな人にも「顔のココを少しだけ変えてみたらどうなるだろう?」といったような思いはあるものです。
整形大国と呼ばれる韓国では、自分の娘を美しくするための「親の役目としての整形」が盛んなようで、お祝い事のときに美容整形をプレゼントする母親もいるほどです。
日本ではまだまだそこまでいきませんが、芸能人たちがひそかに行う美容整形はもはや当たり前のようですよね。
しかし美しくなるはずの美容整形が「まさかの劣化」におちいっている人も少なくないようです。
今回は美容整形の最新事情に迫ってみました。
整形で劣化!?その原因とは
美しくなるための整形が、逆に劣化を進ませてしまうこともあります。いったいどんなことが原因なのでしょう?
- 血行不良
- むくみやたるみ
- 手術の失敗
- カウンセリングに問題がある
例えばシリコンプロテーゼを入れ鼻を高くする美容整形があります。
このように体内に異物を入れたときに起きやすいのが血行不良です。
からだの新陳代謝は、血液やリンパの流れがとても重要な役目をはたしています。
ところが血行不良により代謝が落ちることで老化が進んでしまい、さらに劣化も進んでしまうとみられます。
余分な脂肪を吸い取る脂肪吸引という美容整形は、一般的によく知られているものです。
しかし脂肪とともに毛細血管も吸引してしまうため、むくみやたるみの原因となる可能性が起きてきます。
また大量の脂肪が取り去られたあとの皮膚はかなりのたるみとなって残るようで、そのたるんだ皮膚の具合は脂肪吸引したあとでないと分からないのも問題かもしれません。
美容整形は「美しくなるためのもの」です。
しかし術後、思ったような変化がみられないことやあきらかに変になってしまったなど「これは失敗ではないか」という症例が多々あるようです。
しかし手術を受けた本人が「失敗」を訴えても再手術を行うクリニックはまず無いようで、再手術を行うとしても料金は別途請求されるようです。
美容整形を受ける患者がその分野に詳しい医師でない限り、治療や手術についてほとんど理解できぬまま同意書にサインしてしまうこともあるようです。
またカウンセリング時もあらゆる説明を受けるも希望の美容整形とは違う方法をすすめられ、やむなく高額治療の契約をしてしまうこともあるようです。
そのうえ術後の経過も思わしくない状態に加え、もし劣化したような風貌になってしまったら「美容整形を受けなれければ良かった」ということになる可能性もあります。
美容整形を成功させるポイント
「劣化しそうなのはわかった!でももとにかくきれいになりたい!」という思いが強くあるとき、「本当に美容整形を受けるべきか」を少し考えてみましょう。
- まずは安易に整形を決めないようにする
- 医師との相性を大切にする
- 劣化してしまうことは許容範囲とする
美しい女優さんを見るたびに「あんな風になりたい」と、鏡を見るたびため息をついていませんか?
以前、テレビでも美容整形で美しく変身する女性を取り上げる番組が高視聴率でしたが、美容整形は必ずリスクがあるといっても過言ではありません。
術前より良くない状況になることも大いにあり得ることも考慮に入れておきましょう。
美容整形は自由診療ですから保険はききません。
保険がきかないということは、すべて実費で支払わなければならないのです。
美しくなるためには投資も必要かもしれませんが、クリニック側も経営ですから高額の治療をすすめてきます。
また美容外科に従事する医師は、研修医も含めると星の数ほどいます。
納得のいく治療を受けたいのであれば整形費用を含め、とことん説明を受けて安心して任せられる医師を選ぶべきですし、また他の美容外科へ移るセカンドオピニオンという選択肢も視野に入れることをおすすめします。
思い切って受けた美容整形に大満足している人も大勢いることでしょう。
でも加齢とともに「劣化は避けられない」のが現実です。
一度美容整形を受けた人は劣化を隠すために再度整形を受けることに抵抗がないようですが、こうなるともう二度と自分の顔には戻れなくなります。
しばらくぶりに会った友人や知人が、自分を見ても「誰だか分からない」ということや「整形?」と思われてしまうことも視野に入れておきましょう。
美容整形まとめ
整形していてもしていなくても、年齢とともに劣化は必ず起きるものです。
そうは言っても「プチ整形くらいだったら..」とお思いのあなた。
顔やからだに手を加えることは大きな変化であり、それが良いことでも悪いことでも「変化」には変わりがありません。
その変化によりその後の生活が豊かになるのであれば、本当の意味での「整形は成功」といえそうですね。
変化が劣化につながらないことを心からお祈りします。