【堆肥や消臭剤として再利用】コーヒーの残りカスの有効な使い道
コーヒーを抽出したあとに残るコーヒーのカスを捨ててしまうということが当たり前かもしれません。
筆者自身コーヒー好きで、よくカフェラテを作ったりするのですが、1.2杯作って捨てる残りカスをいつももったいないな~と思っていました。
そんなコーヒーカスにも、脱臭効果や、虫除け効果などいろいろな効果が発見されているのをご存じですか?
どのような使い方をすれば有効活用ができるのかをご紹介したいと思います。
コーヒーの抽出カスにある効果や使用方法
- 脱臭効果
- 植物の肥料
- 研磨剤
- 猫やアリなどの防虫効果
コーヒーの抽出カスは、一般的な家庭で使うような活性炭と良く似た構図を持っているそうです。そして、抽出カスは酸性のため、アルカリ性のアンモニア(嫌な臭いの原因)を中和させ、臭いを吸収する働きがあります。
コーヒーの抽出後は、水分が含まれた状態なので、その水分がより臭いを吸収します。
そのため、脱臭効果があるということです。
コーヒーのカスは酸性のため、酸性土を好む植物の栄養となります。
コーヒーには油分が含まれています。抽出した後のカスにもその油分が残っている状態です。その油分が革靴を磨いたり、床を磨く研磨剤に効果的と言われています。
実は、コーヒーの抽出カスの匂いは猫が嫌う匂いです。コーヒーカスを庭に撒いておくと、猫よけになります。また、アリやナメクジなどもこのコーヒーの抽出カスを嫌うそうで、頻繁に発生するとこなどに撒いておくと効果がると言われています。
コーヒーカスの使い方
コーヒーの抽出カスの効果はご紹介しましたが、どう使うことが良いのかが疑問点だと思います。
では、コーヒーの抽出カスの使い方を具体的にご紹介します。
- 金属や靴を磨く研磨剤としての使い方
- 消臭剤としての使い方
- 猫よけ方法として使う
- 家庭菜園の堆肥として使う
- 粉をそのままフライパンに落とす
コーヒーを抽出した後に、水気を切り、小皿や灰皿などに入れるだけで、水分を含んだままの脱臭剤に使用できます。
効果は1~2日程度といわれていますので、その都度交換しましょう。また、室温が高い場合はカビが生える可能性もあるので、様子を見ながら交換してください。
他にも、目の細かい布やガーゼで包み、金属や靴を磨くことができます。
コーヒーの抽出後、水気を良く切ったら乾燥させるために、電子レンジなどで3分ほど加熱するか、日当たりの良いところで乾燥させてから、ストッキングに入れたり、目の細かい布の袋に入れたりすることで、下駄箱や玄関などにおける消臭剤として使用できるようになります。
さらに良く乾かしたものを、リネンで作った袋の中に入れて針山に使用します。
コーヒーカスの油分が針の錆び防止になるということです。
コーヒーの抽出カスは、猫よけになりますが、そこに猫が嫌う柑橘系のオレンジなどの皮を細かく刻み混ぜて庭に撒くことでさらに効果も上がります。
コーヒーの抽出カスは肥料になるとご紹介しましたが、そこに、もみ殻やおがくずなどを混ぜて発酵させることで堆肥として使用できるようになります。
簡単なのは、市販の腐葉土と呼ばれるものに混ぜて発酵する方法が簡単です。
水分を含んだままのカスをフライパンにそのまま落としキッチンペーパーなどで使用したフライパンを拭きます。
コーヒーの油分がフライパンの油とりの役目になり、汚れが良く落ちるようになります。
気をつけて欲しいこと
活用方法でもありましたが、コーヒーの抽出カスは、湿度や気温によってはカビの発生があります。
そのため、こまめな交換が重要です。
また、使用している際に、服などにつかないように気をつけましょう。
色が移ってしまうことがあるのと、油分が含まれているのでシミになってしまう可能性があります。
害虫予防や猫よけにもなりますが、効果がないときもあります。
効果が見られないときはコーヒーカスの効果が切れてしまっていることがありますので、カビが発生したときと同じで、撒きなおすなどしてください。
いかがでしたでしょうか?普段は捨ててしまうようなコーヒーの抽出カスですがこんなにたくさんの活用方法があります。
手軽にできることなのでぜひ試してみてはいかがでしょうか?