【足の長さが違う】体の歪みのセルフチェックと改善方法
整体やマッサージなどで、足の長さが違うと言われたことはありませんか?
足の長さが違うということはいったい何を意味しているのでしょうか?
今回は足の長さから見る「からだの歪み」について詳しく解説していきます。
足の長さが違う原因
足の長さが違いますよ、と言われたら誰でもギョッとするものです。
そう言われても足の長さが違っても不便なく歩けるし、強いて言えば腰痛があるくらいかしら?…。
そうなんです。左右の足の長さが違うことの原因は「腰」にあるのです。
そして足の長さが違う=体が歪んでいるといえ、様々な弊害を起こす原因になるのです。
体の歪みによる症状
からだのゆがみとは「左右の腰の状態のアンバランス」から生まれるもので、その目安が「足の長さ」なのです。
二足歩行であるヒトは、体の歪みや年齢とともにその負担が腰に現れるようになります。
体が歪んだ状態を放置し続けると筋肉が固まってしまい、膝や背中の骨に影響が出ることもあります。
代表的な疾患が椎間板ヘルニアや腰椎すべり症、脊椎分離症、腰痛症などです。
またその影響は内臓の病気にも現れる場合もあります。
体の歪みを知るセルフチェック法
では、実際に自分の体が歪んでいるかどうかをセルフチェックしていきましょう。
等身大の鏡の前に立って自分の姿を眺めてみましょう。
その時「両肩」に注目します。通常であれば両肩は左右水平です。
しかしもし左右の肩の高さが違う場合、からだがゆがんでいると考えられます。
例えば右肩が左肩より上がっていたり、その逆であったり。片側だけがひどい肩こりも、実は腰のアンバランスが原因だったりすることもあるのです。
2.腰骨を触ってみる
仰向けに寝てみてください。
手でお腹の左右を触ってみると、飛び出ている腰骨に触れると思います。
両手で左右の腰骨に触れてみたとき、もしゆがみがあるとしたら、どちらかの骨がわずかに高く飛び出ているように感じるはずです。
ゆがみがなければ腰骨は左右対象になっています。
3.うつ伏せになってみる
これはパートナーなど、誰かにみてもらう方法です。
うつ伏せになると足裏がよく見える状態になると思います。
このとき、かかとが左右同じ位置にあるか確認します。
歪みがある場合、左右のかかとの位置が1、2cmずれていたり、ひどいときには3、4cm違うこともあります。
足の長さを揃える方法
左右の足の長さが違っていると、腰痛が起きやすくなるばかりでなく、頭から足裏まで全身に影響が出やすくなります。
足の長さを揃えるのは実は意外に簡単です。
それは、短い方の足だけをストレッチする方法です。
セルフチェックで調べた短い方の足を丁寧にストレッチしてあげます。
このときくれぐれも長い方の足は軽めのストレッチのみにし、短い方の足は太ももから股関節にかけて、しっかり伸ばします。
これだけで足の長さが徐々に均一化されていきますよ。
ストレッチのポイント
長さを揃えるストレッチは弾みを付けず、ジンワリとゆっくり伸ばすようにしてください。
もし足の長さの違いが分からない時は左右ストレッチしてみて股関節の開きが硬い方の足の方だけをしっかりストレッチしてみてください。
ストレッチ後はまたうつ伏せになり、長さが揃ったかチェックしてみてください。
また筋肉はすぐに元に戻りやすい性質がありますので、ぜし毎日ストレッチをして、同じ足の長さをキープするようにしてみてくださいね。