【便秘や整腸作用に】りんごの持つすごい効果

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これからの時期に旬の食材となるのがリンゴです。
リンゴは熱を出したときや、お腹の調子が悪く食欲がない時などにすりおろして食べたという経験はないでしょうか?
 
なぜ具合の悪い時にリンゴを食べるのか?昔ながらの知恵と同じく、これにもちゃんと意味があるんですよね。
今日は、このりんごが持つ整腸作用を始め、どんな効果があるのかをご紹介したいと思います。

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リンゴの栄養価

 
リンゴの収穫時期は秋です。
早いところでは9月あたりから収穫が始まりだします。
夏の太陽をたくさん浴びたリンゴの栄養価が一番高い時が収穫時期となります。
 
そんなリンゴには、
 

・水溶性の食物繊維(ペクチン)

・カリウム

・果糖、ブドウ糖

・ビタミンC

など豊富な栄養素が含まれています。
 
 
 

りんごの持つ効果

 
風邪
 
では、リンゴに含まれる栄養素の効果についてご紹介していきたいと思います。
 

  • 悪玉抑制効果のペクチン
  • ペクチンは腸内環境を整えるうえで大切な“腸内ビフィズス菌”などの善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やしてくれるのです。
    それだけではなく、便秘や老廃物がたまりやすくなってしまう原因をつくる悪玉菌を抑制する効果もあります。
    つまり、下痢と便秘に効果があるということです!
     

  • 悪玉コレステロールを減らす
  • これもペクチンの役割です。悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やして、生活習慣病などの予防が期待されています。
     

  • 強い抗酸化作用のあるポリフェノール
  • りんごのポリフェノールには、強い抗酸化作用があります。
    その抗酸化作用は、アトピーなどの皮膚の痒みを抑制してくれる効果があります。
    お茶に含まれるカテキンと同じ抗酸化作用ですが、リンゴの方が強い効果があります。
     

  • 熱を下げる効果のあるカリウム
  • カリウムは、体内にこもった熱を放出させる効果があります。
    このカリウムは夏野菜などに多くふくまれるもので、夏の照りつけるような暑さを浴びて火照った体の体温を下げると言われているのです。
    リンゴのカリウムも同じです。そのため、風邪をひいて熱を出したときなどにリンゴを食べると良いということです。

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おすすめの食べ方

 
リンゴのポリフェノールは、水や熱に強い抗酸化作用のため、お料理やお菓子などに使っても効果が消えないのが良いところです。
 

・リンゴのコンポート

・リンゴジャム

・アップルパイ

などにして楽しんでいただくことをオススメしたいと思います。
 
また砂糖を使わずにリンゴを皮ごと使い、リンゴの甘さを活かしたジャムもおすすめしたいと思います。
 
簡単なりんごジャムの作り方

 
 
 

りんごが腸内環境を整える

 
整腸作用
 
「りんごを食べると医者いらず」という言葉が昔からあるように、栄養価の高い果物がりんごですが、実はその理由は高い整腸作用によるところが大きいといわれています。
 
最近では腸は「第二の脳」と呼ばれ、体の健康を司るのに欠かせない存在はもちろん、メンタル面にも大きく関わってくるため腸内環境を整えることが心身の状態を良くしてくれるとされています。
 

  • アップルペクチンの存在
  • 前述したように、アップルペクチンが大腸に入ると善玉菌が増殖し、腸内環境が善玉菌を増やす状態に変わっていきます。
    またペクチンによって酸性になった大腸は活発になり、便秘解消とともに悪玉菌の数を減らしてくれるのです。

もし腸内環境を改善したい!便秘を治したい!と考えている方は、ぜひ毎朝の朝食にりんごを加えることをお勧めします。
 
 
いかがでしたでしょうか?調子が悪いときにリンゴを食べるということの理由を知ると、日本人の知恵を感じませんか?
しかもリンゴは他のフルーツと比べても安価なので、毎日でも続けやすい点が嬉しいところですよね。
今回はリンゴの季節に合わせて、ちょっとしたリンゴの豆知識をご紹介しました。


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京都出身。オーガニック子供服を販売するネットサイトを運営しながら、現在はアロマトリートメントについても独学で勉強中。女性らしく、ココロもカラダも美しいライフスタイルを目指しています。

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