【子供のアレルギー対策】妊娠中に食べてはいけない食べ物とは?
妊娠がわかると、ご自身の体だけじゃなくお腹の中に宿っている赤ちゃんの
身体の事が気になり不安になる事も多いかと思います。
今まで外出してアクティブに過ごしていた方も外出を控えて母体を気づかったり、
母体の赤ちゃんに向けてヒーリング音楽を聞かせる、育児書を購入して生まれてきた子供のための
勉強を始める、、など日々の生活が胎児のための毎日になってられる事でしょう。
特に最近のお母さんが気にされるのが「赤ちゃんのアレルギー体質」に関する悩みです。
戦後をきっかけに偏った食生活や、保存料などの化学成分の多く入った食べ物を摂取してきた私たち。
そんな乱れた食生活から近年ではアレルギー体質の子供達が急増しています。
筆者の住んでいる地域の幼稚園では、約半数近くの園児に何かしらのアレルギーがあり、
給食などの食事にもとても気を使ってられるようです。
もちろん子供のアレルギー体質の原因には様々な要因がありますが、その大きな原因の一つが母親(父親)の食生活です。
長年身体に蓄積されたものもありますが、特に妊娠中に食生活を正す事で赤ちゃんのアレルギー体質を防げる可能性がぐっと高まります。
そこで今回は赤ちゃんのアレルギー体質を防ぐために気をつけたい妊娠中の食生活についてリサーチしてみました。
妊娠中の食生活が与える影響
妊娠中はお母さん一人だけではなく、食べた物が胎児の栄養素にもなり多くの影響を与えます。
昔は妊娠したら2人分の食事を摂りなさい。と言われていましたが現在では食べすぎは問題とされ厳しい食事制限をしている病院が多いです。
また「妊娠中や産後に太りたくない」とダイエットメニューのような食事量しか摂らない方も増えているようですが、これは全くの問題外です。
規則正しい食生活を心がける事で子供のアレルギー体質を防ぐ事はもちろん、オーストラリアの大学の研究チームによると、ジャンクフードなど偏った栄養素の食事を摂っている妊婦の子供は
不安症や怒りやすく不安定な性格になりやすいという発表をしています。
子供のアレルギー体質を防ぐ食べ物とは?
アレルギー体質を防ぐために気をつけたい食生活として代表的な食事には以下のようなものがあります。
【過剰摂取を控えた方が良い食材】
- 高タンパク食品【牛乳/卵/大豆】
- 水銀を持っている可能性がある食品【マグロ、キンメダイ】
- 生の魚介類
- チーズ
- パセリ
- アルコール
- 食品添加物
- カフェイン
卵、牛乳、大豆は高タンパクな食材で非常に身体に良いと一般的には言われていますが、妊婦にとっては摂りすぎるといけない“3大アレルゲン”と呼ばれています。
水銀は元々自然界にあるものなのですが、良性のものと身体に影響を与えるメチル水銀があります。
食物連鎖によってマグロなどはこのメチル水銀を持っている可能性が高いので妊娠中は控えましょう。
生の魚介類で気をつけたいのがノロウィルスです。また食あたりなどの危険もありますので妊娠中は控えた方が無難です。
非加熱のチーズには“リステリア菌”と呼ばれる菌が入っています。通常なら問題ない菌なのですが妊娠中は通常の
20倍このリステリア菌に感染する可能性があり、感染すると早産などの影響がでてしまいます。
パセリの持つ高い解毒作用が流産に繋がるとされているため、摂取は控えた方が良いです。
アルコールは直接胎児に影響を与え、胎児性アルコール症候群と呼ばれる神経系脳障害を引き起こします。
お酒好きな方も妊娠中は絶対に飲酒を控えましょう。
また、ノンアルコールビールも食品添加物たっぷりの飲み物ですので、おススメできません。
保存料等に代表される食品添加物はアレルギー原因になります。
冷凍食品などのレトルト食品はなるべく避けて、調理された自然の食事を心がけましょう。
コーヒーやお茶などに多く含まれている「カフェイン」。
カフェインを摂取するとカフェイン自体が胎児まで届けられまだ肝臓が未発達な胎児では処理できず、発育障害に繋がります。
また妊婦に大切なカルシウムをカフェインは尿として排出してしまいます。
コーヒーやお茶が好きな方はノンカフェインの美味しいものがたくさん販売されているので、そちらを飲みましょう。
食事以外でのアレルギー予防
- ダニやハウスダスト
- 十分な睡眠と程度な運動
- 穏やかな心で過ごす
これは基本的には乳児の時に吸い込むことで小児ぜん息の原因になるのですが、
生まれたての時期は何かと大変で多くのお母さんがコマメに掃除ができていなかったと振り返ります。
なので妊娠中に布団の丸洗いや、カーテンを洗う、エアコンの洗浄などを行っておく事をおススメします。
肉体的、精神的に弱っているとアレルギー反応がでやすくなります。
健全な身体で過ごすことが胎児にも多くの影響を与えます。
母親の精神状態が胎児に影響することは最近の研究でも多く取り上げられています。
イライラせずにリフレッシュした心で穏やかに過ごすことが、赤ちゃんの精神状態や身体に良い影響を与えます。
しっかりと葉酸を採っておく
妊娠中や授乳中はしっかりと葉酸を採っておかなければならない事は常識ですよね。
葉酸は胎児の成長を助ける重要な働きを行う必須栄養素です。
それと共に、赤ちゃんのアレルギー予防にも繋がるため妊婦さんや授乳中のお母さんは積極的に摂取するようにしましょう。
※アレルギー対策のためにも「原材料」「製造工程」「保管法」など安全性の高い葉酸を選ぶようにしてください。
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妊娠中のストレスもアレルギーの要因
アメリカ ハーバード大学医学部の研究によると、妊娠中にお母さんがストレスを蓄積していた場合、生まれてきた子供に喘息やアレルギーが発症するリスクが高まると発表しました。
またストレス過多になると血流が悪くなり、お腹の中の赤ちゃんに十分な酸素が行きわたりにくくなり流早産の原因にもなりかねません。
通常なら簡単にできる家事仕事もままならないですし、ホルモンバランスの乱れからいらいらすることも多いのが妊娠期間です。
この大変さは実際に身ごもった母親しかわからない苦労であり、そんな事をわかっているのかわかっていないのか?旦那さんの言動にも腹が立ったり、、
妊娠中は何かと気分の起伏が激しいとは思いますが、お母さんの精神状態はお腹の赤ちゃんにダイレクトに伝わっています。
イライラしたりストレスが溜まってきたなと思ったら、自分なりのストレス方法で赤ちゃんのためにもストレスフリーな状態を作ることも大切にしてくださいね。
どんな子でもとにかく元気に生まれてきてくれたら良いと思うのが親心ですよね。
そのために様々な努力を妊娠中にされてらっしゃると思いますが、今回掲載した食材も身体にはとても必要な栄養素です。
ただ過剰摂取すると悪影響を及ぼすので控えましょうという事ですので、あまり神経質になる方がいけませんので
参考程度にバランスの良い食生活を心がけるのが一番大切ですね。