タオルをフワフワにする方法
朝の洗顔や入浴後に毎日使うタオル。
ふわふわと肌触りの良いタオルを使うと気持ちいいですよね。
ですが、使っているうちにいつの間にか、ゴワゴワと固いタオルになっていませんか?
ここではごわごわタオルになってしまう原因と、タオルをふわふわの洗い上がりにする方法で簡単に家でできる工夫を紹介していきます。
夫や子供たちに優しい肌触りのタオルを使ってもらい、心地よい毎日を過ごしてもらえるよう、
タオルがごわごわになる原因や、どうすれば長期間ふわふわタオルを持続できるかをお伝えしていきたいと思います。
ごわごわタオルになってしまう原因
ごわごわタオルになってしまう原因はいくつかあるので紹介していきます。
みなさんの洗濯方法が間違っていないか確認してみてくださいね。
- 洗剤が洗濯物に残ってしまっている。
- 干す時間が長く乾燥しすぎている。
- 柔軟剤を使って洗濯している。
- 洗濯が終わったあとすぐに干していない。
洗濯の際に、汚れがひどいからと洗剤をたくさん入れてしまっている方、水の節約のために少ない水の量ですすぎをしたり、すすぎの回数を1回しかしていない方、それはごわごわタオルの原因です。
タオルの繊維に洗剤が残っていると乾いたときに固くなってしまいます。しかし、洗剤が残らないようにとすすぎの回数を増やしすぎると逆にタオルの繊維が傷ついてしまうためごわごわになってしまいます。
多くのタオルの繊維にはお日様の日差しに弱いものが使われています。
繊維にはわずかながら水分が含まれていたほうがふわふわタオルになりますが、天日干しをずっとし続けると水分がほとんど蒸発して乾燥しすぎてしまい繊維が固くなってしまいます。
その結果、お風呂上りなどに水をよく吸ってくれるタオルにはなりますが、肌触りはごわごわタオルになってしまいます。
タオルを洗濯する際にふわふわタオルにしようと柔軟剤を使っている人は多いと思います。
しかし、実は柔軟剤はふわふわタオルにするどころかごわごわにしてしまう原因なのです。
柔軟剤はタオルの感触を柔らかくして肌触りの良いタオルに仕上げてくれますが、タオルの繊維を壊しやすくパイルが抜けてしまう原因となってしまいます。
固くなってしまったタオルの繊維をほぐすことに関しては柔軟剤は効果的ですが、むやみやたらに柔軟剤を使っているとタオルが長持ちしない原因にもなってしまいますので気を付けてくださいね。
洗濯が終わってそのまま洗濯機の中においておくと、タオルの繊維の中に雑菌などが繁殖してしまいます。雑菌の繁殖によってタオルの繊維が傷ついてしまい、ごわごわタオルの原因になってしまうのです。
洗濯が終わってすぐに干せない場合は、乾燥機の機能があるなら乾燥機にかけると雑菌の繁殖を防ぐことができます。
ふわふわタオルにする方法
前述したごわごわタオルになってしまう原因を取り除いたうえでひと手間加えることで、劇的にふわふわタオルに仕上げることができるのです。
誰にでも簡単にできるひと手間をここで紹介していきますね。
温かいお湯を使うことで洗剤が溶けやすくなり、繊維に洗剤が残ってしまうことを防いでくれます。
また、残り湯を使うことができない場合は粉末洗剤ならば粉末のまま使用するのではなく、事前にぬるま湯で溶かしたものを洗濯に使用することで洗剤残りを防ぐことができます。
洗濯のすすぎの工程の際に、クエン酸あるいは酢を加えることで、洗剤が繊維に残ってしまい繊維が固くなってしまうのを防いでくれます。
洗剤はアルカリ性なので、酸性であるクエン酸や酢を入れると中和してくれるのです。
入れる量は、40~50リットルの水に対してどちらも小さじ1杯程度にしてくださいね。
多く入れたらもっと効果があるというのではなく、水が酸性になってしまうため洗濯機が錆びてしまう原因になってしまいます。
パイルを起こすってどうやるの?と疑問に思う方は多いと思いますが、これはとても簡単なうえに効果抜群なのです。
やり方は洗濯が終わった状態のタオルを干すときに、タオルの端と端を持って空気を含ませるようにパタパタと20回程度振ると、タオルの繊維が柔らかくしてあげます。
そしてパイルの流れに逆らって手で表面をなでてあげてください。
すると、パイルが起き上がるので乾いたときにふわふわに仕上がりますよ。
また、干す場所は家の外ならば日陰の風通しが良いところにしてくださいね。
お日様の日差しでふわふわに仕上げたいと思うかもしれませんが、日光はタオルの繊維を固くしてしまいます。
どうしても天日干ししたい方は乾く少し前に取り込んで、家の中で部屋干しにして乾かしてくださいね。
質の良いタオル程長持ちさせてあげよう
結婚式の引き出物でもらったり、少し奮発して今治タオルなどの良いタオルを使っているのに、干し方などを適当にしていたばかりにゴワゴワに、、なんていう事はよくある事です。
そもそも良いタオル=ほっておいても気持ち良さ持続というイメージを持っている方が多いのがその要因。
安いタオルも高いタオルも価格や質は関係なく、お手入れともいえる前述したような一手間を面倒くさがるとすぐにゴワゴワになってしまいます。
せっかく良いタオルを使っている。
家族にふわふわタオルを味わって欲しい。
そして何より自分が1日の終わりに気持ちよくお風呂を使えるように、少し手間をかけてあげることでタオルが劇的にふわふわタオルになってくれるので頑張ってもらいたいところです。
赤ちゃんや子どもがいるかたは特にふわふわタオルを使ってあげたいと思っているでしょう。
ごわごわタオルに悩まされている方、ぜひ一度試してみてくださいね。