【疲れが取れない‥】累積疲労の症状と改善方法
秋は過ごしやすい季節ですが、同時に眠気が増す時期でもあります。
朝や食後はもちろん一日中眠いなんてことありませんか?
もしかしたらそれは累積疲労かもしれません。
今回はメンタルにも影響してしまう累積疲労について、その症状や改善法をご紹介します。
累積疲労ってなに?
累積疲労とは、日々の疲れが累積して身体に影響を及ぼす状態のことです。
寝ても眠い、どれだけ寝ても眠気や疲労がとれない人は累積疲労かもしれません。
日常や仕事の疲れが少しずつ溜まり、頭痛や肩こりなどがポピュラーな症状に当てはまります。
累積疲労の症状
単に疲れた状態と累積疲労は異なり、累積疲労が悪化すると深刻な症状になる可能性があります。
- 累積疲労の初期
- 累積疲労の中期
- 累積疲労の末期
初期の状況で現れやすくなるが「怒りっぽくなる」や「ミスが多くなる」という症状です。
中期だと「たくさん寝たのに眠い」や「寝ても疲れがとれない」という症状が現れます。
進行すると頭痛やめまい、どうきや耳鳴りに悩まされます。
累積疲労の怖さは、身体の疲労から心の疲労に移行してしまうことです。
累積された疲労がある一定のレベルを越えてしまうとパニック障害や不眠症、うつ病、自律神経失調症を患う可能性が高くなります。
末期まで進行すると自力で治すことは不可能です。
疲労が身体の不調に繋がる理由は?
疲労が累積すると、たんぱく質や炭水化物を分解する酵素の働きが弱まり、脳などの毛細血管が詰まりやすくなります。
毛細血管の血流が悪いと、消化器官の働きも低下し栄養源も吸収されにくくなるという負の循環が起こります。
毛細血管は血管の9割を占めており、毛細血管の詰まりが進行すると脳の神経回路にも影響を及ぼし、うつ病や過労死などに繋がってしまうこともあります。
また、細胞を修復してくれる成長ホルモンが減少することも不調の一因です。
累積疲労を改善する方法
累積疲労で大事なのは疲れが溜まっていることを「自覚」するのと、「何より質の良い睡眠を確保」することです。
質の良い睡眠は身体の疲労をリセットしてくれるのです。
適度な運動も効果的です。
運動によって体内の酸素と二酸化炭素の交換が活発になり、新鮮な空気が脳に行き渡るので気分もリフレッシュできるのでオススメです。
「質の良い睡眠」の取り方
疲れを癒すためには、ただ寝れば良いというわけではありません。
しっかりと疲労がリセットされる「質の良い睡眠」が重要です。
質の良い睡眠を取るために、いくつかのポイントご紹します!
- 寝る3時間前までに食事は済ませておく
- 部屋は暗くする
- 寝る前にテレビやパソコン、スマホなどを操作しない
- ストレッチやマッサージをして体をほぐす
- 心地よい音楽や香りでリラックスする
胃に食べ物が残っていると消化器官へ負担がかかってしまいます。太る原因にもなるので控えましょう。
どれも簡単に実践できるものなので疲れたときはぜひ取り入れてみてください。
なかなか忙しいと自分がどれくらい疲れているかを自覚するのが難しい、もしくは後回しにしがちです。
ですが、「なかなか眠気がとれない」や「いつも気だるい」などは身体からの不調のサインです。
先延ばしにせずに自分の疲れと向き合ってください!