話題の水キムチって?効果と作り方まとめ
最近美容に良いと発酵食品がブームになっていますよね。
塩麹やぬか漬けなど色々ありますが、いまオススメしたいのが水キムチです!
今回はこれから注目が期待される水キムチについてご紹介します。
水キムチとは
水キムチという言葉を初めて聞く方も多いはず。
最近の発酵食品のブームに伴い、じわじわと浸透してきたのが水キムチです。
水キムチとは一般的な赤いキムチとは違い、唐辛子を使わない、辛くない汁気の多い白いキムチのことです。
材料は白菜や大根、きゅうり、セロリ、カブ、にんじん、スイカや梨など様々な野菜やフルーツで出来ます。
水キムチは汁気が多いので、キムチでありながら冷たいスープの役割として使えるのも魅力の一つ。
食事の前にこの汁をスープ代わりに飲むことで、喉と胃を潤しながら、キムチ特有の食欲を刺激してくれますし、スープ以外でも冷麺などの麺類の汁に欠かせず、アレンジがしやすいのも特徴です。
水キムチの嬉しい効果
水キムチは発酵食品なので乳酸菌が豊富です!
その数は1mlの中に約3万個が入ってますが、一般的なキムチは約1万5千個とその差は歴然ですよね。
そもそも乳酸菌とは、便秘の原因である悪玉菌の増殖を抑えながら、善玉菌であるビフィズス菌を増やしてくれる効果があるため、腸の働きを活発にする菌なのです。
特に、水キムチの乳酸菌は生きたまま腸に届きやすいという植物性乳酸菌が大量に含まれています。
さらに、水キムチは野菜がメインなため食物繊維が豊富です。
食物繊維は腸の不要物を便にして排出してくれるため、便秘の人にはとてもオススメ。
また、乳酸菌は抗酸化物質を生み出してくれます。
この抗酸化物質は細胞を活性化させてくれる効果があります。
加えて、乳酸菌によって増えたビフィズス菌は肌の保湿を保つ効果があるので美容にも効果的です。
他にも、ヘルシーな野菜を手軽に摂取出来るので、生活習慣病の予防やコレステロールの抑制やダイエット効果も期待出来ます。
水キムチの作り方
嬉しい効果がいっぱいの水キムチですが、通常のキムチと違って簡単に作れるのも魅力の一つです。
大根…1/3本
きゅうり…2本
塩…小さじ2杯
【調味料】
水…400cc(2カップ)
塩…小さじ2杯
上新粉…小さじ1杯
(米粉でも可)
【調味料】
りんご…1/2個
(梨やスイカなどでもOK)
にんにく薄切り…2枚
しょうが薄切り…5枚
酢…大さじ3杯
1.大根は5mmの厚さにいちょう切り、きゅうりは斜め薄切りにしてボウルに入れます。
それぞれを塩をふって軽くもみ、野菜から水気が出るまで30分程置いてください。
2.鍋に調味料①の材料を順番に入れてよく混ぜてください。
3.2を火にかけて時々混ぜながら、ひと煮立ちしたら火を止めてください。そして、それを常温になるまでおいてください。
4.3が常温まで冷めたら、密閉容器などに入れて調味料②を加えてください。
このとき、りんごは皮付きのまま薄切りのほうがポリフェノールも取れるので良いですよ!
5.1の野菜を軽く押して、水気を切ってください。
流水で適度に洗ってから、キッチンペーパーなどで水分をとってください。
6.4に5を入れれば完成です!
夏は2時間程度、冬は2~3日、春と秋は1~2日常温で発酵させてから冷蔵庫に入れてください。
腸内環境を整える水キムチ
水キムチの効果でも記載しましたが、日常的に食べる食品として「ヨーグルト」「納豆」「キムチ」は3大腸内コンディション調整食品ともいえます。
そんな食品のキムチの中でも、乳酸菌が一般的なキムチの倍近くあるといわれる水キムチは、毎日摂取することでお通じが良くなる上に、腸内環境が整い免疫力アップ、思考力や集中力もアップしていきます。
しかもどうしても臭いが気になって食べにくいという女性にも、水キムチなら臭いが非常に少なく、お漬物感覚で食べれますので口臭も気になりませんよ。
美味しさはもちろん、腸を綺麗にする効能を考えて毎日食卓に並べて少しでも摂取していく方法がベストです。
また、出来上がったらキムチ自体を食べるのはもちろん、乳酸菌が豊富に含まれている汁も一緒に飲むことが大切です。
水キムチは野菜だけでなくフルーツでも出来るのでアレンジ性も抜群です!
それに、唐辛子を使わないので辛いのが苦手な方やお子さんにもオススメですよ。
難しそうな発酵食品ですが、この水キムチ手軽に作れるのでぜひ試してみてくださいね。