プチ断食!ジュースクレンズの効果と正しいやり方
ジュースクレンズとは特別なジュースを飲みながら行う「プチ断食」のことです。
最大で3日間、ジュース以外なにも食べないでいると自然に体内の排出が高まり、消化に使われるうちの約半分のエネルギーがデトックスやカラダの機能再生に使われるといわれています。
今回は、この高いデトックス効果としても注目を集めている「ジュースクレンズ」をご紹介します。
目次
何を飲むの?
ジュースクレンズでは、野菜や果物をゆっくり押しつぶして作る「コールドプレスジュース」だけを飲みます。
熱や水分を一切加えず低速のジューサーでゆっくりと時間をかけたものがコールドプレスジュースといい、材料の繊維や栄養素が壊れないのが最大の特徴です。
コールドプレスによるジュースでジュースクレンズを行えば、からだに必要な栄養素を理想的な状態で取り入れることができるのです。
ジュースクレンズの効果は?
- 解毒効果
- 便秘解消効果
- 体内浄化
- ダイエット効果
利尿作用も高まり、体内に溜まっている毒素が排出されていきます。
繊維質など整腸作用の高い野菜や果物のみのジュースですので、大腸の働きが活発になるため「便秘解消効果」があります。
食べ過ぎなどで疲れていた消化器官や胃腸を休ませ活性化する「体内浄化」効果が期待できます。
プチ断食ですので、お腹がすっきりとしダイエット効果も見込めます。
基本的なコールドプレスジュースの作り方
ジュースクレンズで飲む、基本的なコールドプレスジュースの作り方がこちらになります。
※市販の野菜ジュースで実践しようとする方がたまにいらっしゃいますが、市販の野菜ジュースは加熱によって栄養分が壊れています。
レモン◯個分のビタミンCなど明記されているものは、実は後から添加されたものですので、おすすめできません。
・ニンジンとキャベツ各100g
・セロリ1/2本、リンゴ1/4個
・レモン汁1/2個分、水200ml
【作り方】
上記の材料と氷適量をジューサーにかければ出来上がりです。
ジューサーが無かったり、毎回コールドプレスジュース作るのが面倒、、という方は、グリーンスムージーなどでも代用できるので便利ですよ。
グリーンスムージー詳細については、こちらの記事を参考にしてみてください↓
→ グリーンスムージーの効果と超簡単な作り方
ジュースクレンズの正しいやり方
まず、食事は一切摂りません。
その代わりお腹が空いたらコールドプレスジュースを飲むことができます。
飲む量にルールはありませんが、飲み過ぎないように気をつけてくださいね。
そして大切なのが「お水」をたくさん飲むことです。
※特に初日と2日目は1ℓ〜2ℓは飲むようにしてくださいね。
これもジュースクレンズのポイントになります。
ジュースクレンズを行う期間
ジュースクレンズの期間は、最長で「3日間」が目安です。
その間、固形物は一切食べられませんが、お腹が空いたときにコールドプレスジュースだけを飲んでいても、コールドプレスジュース自体が栄養のバランスが良いので意外に空腹のつらさは感じないものです。
まずは無理なく一日チャレンジ!
朝から夜まで何も食べない日が数日続くのは、考えただけでも「ちょっとムリ。。」ですよね。
そこでトライアルとして「一日ジュースクレンズ」に試してみてはいかがでしょうか?
プチ断食は、期間にこだわる前にとにかく体験してみることが大切です。
また一日のうち「午前中は老廃物を体外へ排出する時間」といわれていますから、朝ごはんの代わりに「あさイチジュースクレンズ」も、大いにデトックス効果が期待できますよ。
ジュースクレンズ後の回復食
数日間のジュースクレンズ終了後は、すぐにいつもの食事には戻らないようにしてください。
固形物を摂取してこなかった胃が小さくなっているため、急な食事は胃腸の負担になります。
まずはおなかに優しい「おかゆ」や「野菜スープ」などがベスト。
それもゆっくりよく噛んで味わいながら食べるようにしてくださいね。
最後に&ポイント
なんとなくカラダが重いとか、食べ過ぎが続いてるな、などというとき、また肌の調子がイマイチというときが「ジュースクレンズでリセット」のチャンスです。
普段気にしないで使っていた消化器官を一時的に休ませてあげることで、そのエネルギーを別の部分の再生へと回せば元気になれることうけあいです。
初めてのときや久しぶりにジュースクレンズをする場合、からだがだるくなったり、眠くなったり、精神不安定状態や、下痢便秘になることがあります。
しかしこれは好転反応のため一時的なものです。
それでも自分の体と相談しつつ、様子を見ながらあまり調子が良くないときには中止してくださいね。