ひまし油の美容効果と使い方
美肌や美白、アンチエイジングを手に入れようと女性は毎日せっせと努力しています。
様々な商品が販売されていますが、今日本でも注目度が高いのがひまし油(カスターオイル)の存在です。
ひまし油はトウゴマの種から得られる植物性油のことで、日本ではもともとリウマチや下剤、腰痛を治すために利用されていたことから、あまり美容効果への知名度は低かったのですが、その万能オイルぶりから利用する女子が急増中なんです。
ひまし油の美容効果
ひまし油はトロッとした質感で、少々クセのある香りがありますので好みが分かれるところなのですが、美容効果の高さは非常に高いです。
まずひまし油の持つ、高い美容効果をご紹介します。
- 高い保湿性
- ぷるぷる唇を作れる
- シミを除去できる
- ニキビ痕にも効果的
- リンパの流れを向上させる
- 心身の機能を正しい状態に導く
主成分である粘度の高いリシノール酸が非常に保湿効果にすぐれていることから、顔に塗ったりパック利用することでしっとりとした潤い肌を得られます。
保湿力とともに肌を柔らかな状態に保ってくれるため、リップの代わりに唇に塗るとぷるぷるの魅力的な質感になります。
目元など気になるシミですが、もともと傷跡消しとして利用されていたひまし油を塗り込むことでシミを徐々に除去していき、目立たなくしてくれます。
ニキビが潰れた痕や、クレーター状になってしまった肌にも効果的です。
塗っておくことで徐々にキレイな肌が再生されますので、肌トラブルには最適なオイルです。
オイルがリンパの循環を良くしてくれ、精神的リラックスも得れます。
ひまし油は利用方法次第で、内臓系にも働きかけ機能向上はもちろん、体のコアから機能改善できるので精神的にも安定してくるといわれいています。
ひまし油の使い方
では実際にひまし油をどのように使うと効果的な結果が得られるのでしょうか?
- 美肌作りやネイルケアに使おう!
- シミやニキビ痕を消そう!
- 眉毛やまつ毛を生やそう!
- ひまし油湿布で健康美人に!
まずは標準的な使い方として、顔にそのまま塗ったり、かかとや膝などカサつきが気になる部分に塗り込むとしっとりと質感になり、使い続けるうちに肌が再生され徐々にキレイな美肌になっていくのが実感できますよ!
ひまし油の効果によって肌の深皮にまで潤い成分が届き、新陳代謝がアップするため古い角質は剥げ落ち、新しく健康な肌へと生まれ変わります。
またたんぱく質からできている爪にも効果的で、しっかり塗り込むことで丈夫な爪が作れネイルケアにも最適です。
シミやニキビ痕を消すには、そのまま顔や患部に塗るだけでもOKですが、より効果を高めるには重曹との組み合わせが最強です。
使い方としては、ひまし油1に対して、重曹を2の割合で加えネリネリと混ぜ合わせます。
するとクリーム状態になるので1日に2度程度患部に塗り込みます。
肌再生力が高いひまし油効果で、徐々にシミやニキビ痕がキレイになくなっていきますよ!
ひまし油を1、2滴程度でよいので、まつ毛に垂らして塗ってから寝るようにします。
まつ毛育成にも効果滴なのはひまし油の有名なところ。
長いまつ毛を手に入れたい方にはオススメな方法です。
ひまし油をハンカチやタオルなどに染み込ませます。
そして横になり、それを局所(主に肝臓部分)に置いてラップで覆います。
これは非常に有名な療法で、新陳代謝アップ、血流循環アップ、便秘対策はもちろん、内臓を癒し機能改善につながるとされている、ひまし油の癒し効果を最大限に生かした方法です。
その他にも肩こり腰痛、ドライアイ(目薬としても使える)、メイク落とし、ヘアパックなど多様な効果が期待できる万能オイルです。
ひまし油湿布のやり方と効果
ひまし油は昔から癒しの力が強い油とされ、ヒーリングを含め様々な用途に使われてきました。
その中でも今でも注目度が高いのが「ひまし油湿布」です。
ひまし油湿布には、
など様々な効果が見込めます。
【方法】
方法は簡単で、サランラップの上に柔らかく厚めの布を置いて、その上にひまし油を約200ml程度染み込ませます。
※ひまし油を軽くレンジで温めておくと、付けたときに心地よく保温効果もあっておすすめです。
その後、解毒作用で多く使われる大腸や肝臓のあたり(お腹)に湿布をあてて1時間程度放置します。
※TVを見たり寝たり安静な状態で行うのがよいでしょう。
1時間程度たてば、きれいに油を洗い流してください。
【注意点】
生理中に行うと出血が増える場合があるので控えましょう。
湿布は定期的に行う程効果は高まりますが、3日行えば4日あけるなどサイクルを作るのがポイントです。