ふくらはぎがパンパンになる原因と解消法
ふくらはぎがパンパンになることはありますか?
特に夕方から夜にかけてむくみがひどくなる人は多いようですが、もし朝からパンパンだったら早い目に改善した方が良さそうです。
ふくらはぎがパンパンになる原因と具体的な解消方法をみていきましょう。
ふくらはぎがパンパンになる原因は?
- 運動不足
- 冷え性
- 体の歪み
人は「動く」ことで自らの体調を整えるシステムが構築されています。
歩いたり運動したりなど「筋肉を使う」ことは血液の流れを良くし、全身を整える「整体」の役目も果たしています。
しかし一日を通してほとんど歩かなかったり、座りっぱなしで筋肉を使わない生活をしていると、常にふくらはぎがパンパンな状態になってしまいます。
からだの冷えは全身の流れを滞らせてしまいます。
「足が冷えるな」と感じている人もいれば、冷え性を自覚していない人もいます。
正常な血流であればふくらはぎがパンパンになることはほとんどありませんが、冷え性だと常に足全体の疲労が抜けにくい状態です。
むくみが起きてふくらはぎがパンパンになると筋肉も硬くなり、いつも足が重く感じられます。
体が歪んでいるかどうかは、なかなか自分では気づけないもの。
しかしもし「O脚からのふくらはぎの疲労」であれば、からだにゆがみがあるとみられます。
鏡の前に立って膝から下を見たとき「大きく隙間が空いていればO脚」で、「多少なりともゆがみある」とみて間違いありません。
「第二の心臓」と呼ばれる理由
重力の影響や運動不足などからわたしたちの足元には老廃物が溜まりやすくなっています。
ふくらはぎは、その筋肉を使うことで「下半身の血液を上半身に循環させる」という役割を果たします。
ふくらはぎが第二の心臓と呼ばれているのは、こんな理由からです。
パンパンふくらはぎの解消法
もし足がパンパンだったら、ふくらはぎを押して刺激を与えることが早く改善する方法です。
具体的な方法を紹介する前に、実際にどんな効果があるのか確認してみましょう。
- 流れが良くなる
- 足元が軽くなる
- 気分も軽くなる
ふくらはぎがパンパンということは流れが滞った状態。
体内の老廃物もたまってしまいます。
「第二の心臓」という機能を復活させれば必然的に流れが良くなり、むくみも改善。
脚全体が引き締まります。
ふくらはぎの流れが滞っているといつも足が重い感じがします。
足元が重いとなぜか全身重だるく感じるますが、ふくらはぎを押すだけで足元の軽さを実感できます。
足の疲れをそのままにしていると、一日中全身の疲労を感じるもの。
しかしふくらはぎを押して足元を軽くするだけで気分爽快。
足元が温まると夜もぐっすり寝られます。
ふくらはぎを押してみよう!
- 足三里
- ひざ裏からアキレス腱
- ふくらはぎ内側
- 「グー」にして刺激
- 足首を回す
ふくらはぎの内側にあるツボ「足三里」は、ふくらはぎの疲れを取り、流れを良くしてくれます。
くるぶしの上、指三本上が足三里のツボ。
親指を使い、骨際を痛気持ち良さを感じる強さで押します。
10秒ほど同じ圧力で押し続けるとより効果的です。
座った姿勢で膝を立て、ふくらはぎの裏を押していきます。
膝裏は膝表面に向かって親指で押します。
そのままアキレス腱に向かって2〜3cm感覚でふくらはぎを押します。
強さは「痛気持ちよい」程度で。
あぐらをかき、ふくらはぎ内側を押していきます。
内くるぶしの上から膝方向へ骨際の筋肉を押しましょう。
ふくらはぎ内側は柔らかい筋肉なのであまり強くせず、ほどよい強さで行ってください。
足首は特に疲れがたまりやすく、硬くなりやすいので、多少強めの力加減でも大丈夫です。
座って片膝を立てた状態で「グー」にした手を使い、グルグルと円を描きながら「すね脇」を上下にマッサージします。
オイルやクリームを使いすべりを良くした状態で行ってください。
あぐらをかいた姿勢で足指の間に反対の手の指をからませ、そのまま足首を回します。
左右10回ずつおこなってください。
ふくらはぎを柔らかくしよう
筋肉は「柔らかく柔軟な状態」がベスト。
血流も良く、疲れがたまりにくくなっています。
ふくらはぎを押せば、硬くむくんだ状態から少しづつ柔らかさを取り戻すことでしょう。
週に2〜3回ほどお風呂上がりに行ってみてください。
もし翌日ふくらはぎがダルくなってしまったら軽い揉み返しかもしれません。
これはスポーツ後の筋肉痛のようなもの。
次はやや軽めの刺激で行ってみてくださいね。