ふくらはぎの痛みの原因と正しい解消法
ふくらはぎは1日の疲れがむくみに出やすく、今日は疲れたな、、感を感じたり、
ふくらはぎは常に柔らかくしておきなさい!という内容の本がヒットしたり、
意外と健康のバロメーター的な場所でもある部位なんですよね。
硬くなったり柔らかくなったり日々変化するふくらはぎですが、運動後の筋肉痛でもないのに痛みを感じると、何か病気?何が原因?と不安になるものです。
健康的な身体を維持するためにも、ふくらはぎの痛みの原因を知り、また正しい解消法で痛みを取り去りましょう。
ふくらはぎが痛くなる原因
ふくらはぎが痛くなる原因には主に次の要因が考えられます。
- むくみ過ぎて痛い
- 肉離れ
- 坐骨神経痛
- 糖尿病(痛風)や内臓疾患などの病気
第二の心臓とも呼ばれるふくらはぎ。
ふくらはぎの筋肉が血液を心臓に戻そうと働くポンプ的な役割をしています。
ですが長時間同じ姿勢でいたり、冷えや、筋肉の低下によってむくみが発生します。
そしてあまりにむくんでパンパンになると、痛みを伴ってしまいます。
片足だけ痛む、ふくらはぎを抑えると痛む、凹みがあるという場合は肉離れを起こしていると思われます。
何が原因かわからない、、そんなふくらはぎの痛みで多いのが坐骨神経痛です。
腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄が原因で起こる坐骨神経痛。
ふくらはぎや、お尻、すねや太ももなどに痛みやしびれを感じる症状があらわれます。
何日も続けて痛みがとれない、むくみと痛みを併発しているという方は内臓が疲弊している、糖尿病の可能性があります。
このように単純にふくらはぎの痛みといっても、原因はいくつも考えられます。
多くの場合はむくみからくる痛みだと思いますが、数日間続く場合は別の病気の可能性もあるので早めの診察が早期解決に繋がりますよ。
ふくらはぎの痛みの解消法
では、この痛みを解消するにはどうすればいいのでしょうか?
まずは一番多いむくみを毎日解消してあげる事が先決です。
- むくみ解消のマッサージとストレッチ
- 冷えを防いで運動をする
- 整形外科・内科での診察
むくみ解消にはふくらはぎに溜まっている過剰な水分を流してあげる必要があります。
入浴後の血液循環が良好な状態で、痛気持ち良い程度にマッサージしてあげましょう。
また、日中でもアキレス腱を伸ばすなど定期的にストレッチ、デスクワークの方は立ち上って歩くだけでもむくみ解消に繋がるので意識してみてください。
むくみともう一つ、坐骨神経痛を防ぐことも大切です。
こちらも正しい姿勢、冷えを防ぐ、ストレッチや軽い運動と、むくみ解消方法とほぼ同じ内容で予防できます。
ふくらはぎの痛みが何日も続いて取れないという方は、病気の可能性もあるため診察を受けるようにしてください。
レントゲン検査や血液検査などから原因究明できるので、最初は整形外科での受診をおすすめします。
原因究明できない場合は、内科の受診になると思いますのでそのまま移行できるよう、できれば大きな病院での受診がよいでしょう。
ふくらはぎの痛みは主にこれらの原因と治療法があります。
病気の場合は早期治療が早い解決に繋がりますので、しっかりと入浴しマッサージ・ストレッチして身体を休めているのに痛みが続く、、という場合は早めに受診するようにしてくださいね。