コットンパックの基本と効果をアップさせる方法
いよいよ肌の乾燥がひどくなる季節がやってきましたね。
もともと乾燥肌だという方にはつらい季節です。
乾燥対策として、スチームやオイルなど保湿方法はいろいろありますが、1番身近なのはコットンパック。
簡単にできるので魅力的ですが、何気なくやっているコットンパックにも、ちゃんと手順や効果的な方法などがあるのをご存知ですか?
今回はこれからの季節に知っておきたいコットンパックについてご紹介します。
化粧水とコットンの相性を知る
コットンパックをするにあたって注意したいのが、普段使っている化粧水がコットンパックに向いているかどうか確認することです。
化粧水の成分にアルコールやエタノールと書かれている化粧水は、コットンパックに向いていません。
ニキビ用やさっぱりした化粧水に多いのですが、清涼感を出すために水分の蒸発が早く、かえって肌を乾燥させてしまうことになりかねません。
普段使いの化粧水を使用したいところですが、必ずコットンパックをする前に化粧水の成分をチェックしてみてください。
コットンパックの基本的なやり方
まずはコットンパックをするにあたって、基本的なやり方をマスターしましょう。
基本的なやり方は次の方法です。
- 1.コットンを4枚用意する
- 2.水を湿らせたコットンに化粧水を染み込ませる
- 3.頬、おでこ、あごにコットンをのせる
- 4.3〜5分程度放置しておきます
- 5.コットンをはがした後は5分ほど肌を休ませる
まずコットンを水で濡らし軽く絞っておきます(水道水や精製水で濡らしてください)。
1枚のコットンを2枚に裂いて、他の気になる部分にのせてもOKです。
ただし、破れやすくなっているので注意しましょう。
手をコットンの上におくとじんわりと温まり保湿効果が期待できます。
その後、美容液やクリームなどいつも通りのスキンケアを行うこと。
注意したいのは、コットンパックだけでは、時間が経つほど水分が肌からどんどん蒸発してしまいます。
コットンパックが終わった後は、せっかく肌に浸透した水分を閉じ込めるように必ず乳液やクリームでフタをしましょうね。
コットンパックの効果をアップさせる方法
特に乾燥が気になる場合は、コットンパックにもうひと手間加えることで効果が格段アップされますのでおすすめです。
それは、化粧水をコットンにつける前に、コップや器などに入れて電子レンジで数十秒温めることです。
温まった化粧水を使ってコットンパックをすると、驚くほど肌への浸透力がアップしますよ!
【化粧水を温める方法】
- 1.化粧水を小皿やコップなどに取り分けてください
- 2.電子レンジで化粧水を7秒加熱します
- その後、基本のコットンパック方法と同様に染み込ませてパックします
→その際、料理用の食器類ではなく専用に新しい物を用意することをオススメします。
特に乾燥がひどい場合は、コットンの上からラップをすると良いでしょう。
※ただしこの方法で注意したいのが化粧水の種類です。
化粧水の成分にビタミンCが入っている場合は、温めないでください。
ビタミンCは加熱すると壊れてしまうため、効果が半減してしまいます。
コットンにもこだわろう
普段何気なく使っているコットンですが、コットンにもかなり種類があるので、こだわってみてもいいかもしれません。
肌の弱い人や乾燥が気になる人はオーガニックコットン、保湿効果を上げるシルク入りなどかなり豊富な種類があるので、自分に合ったコットンを探してみてください。
なかには、化粧水と同じラインのものもあるので、一緒に使って相性の良さから保湿効果アップを狙ってみてもいいかもしれませんね。