【美容やアトピー対策】お風呂の塩素を中和させる方法
日本の水道水は、世界的に見てもかなりキレイな水だと言われています。
筆者自身は水道水をそのまま飲むということはほぼありませんが、どうしても飲み物無く喉が渇いた際は、水道水をそのまま飲む事もあります。
他国では茶色に濁った水や、飲むとお腹を壊す事もある水が出るのでさすが日本だなぁと思います。
ですが、裏を返せばそれ程「塩素」などによって消毒された、自然とは程遠い水だという事です。
飲み水もミネラルウォーターと比べると明らかに味が変ですし、お風呂に入ると肌にかゆみが出たり、ヒリヒリすることがありませんか?
筆者はお風呂が塩素臭く、プール??と感じ解するほどです。
そんな塩素は当然体にいいわけではありませんので、今日は塩素を中和させる方法についてお伝えしますね。
塩素の影響
水道水の中にある塩素量は法令で定められてはいますが、この法令は「1?の中に0.1㎎塩素を含む必要がある。」という、最低含有量への法令で、量の上限は決められていません。
そのため特に水汚れがひどい都市部では非常に多くの残留塩素があると報告されています。
- 飲み水
- 洗濯水
- お風呂
- 髪のキューティクル
- 肌への影響
飲み水としての水道水は、発ガン性のトリハロメタンを発生させる事が問題視されています。
特に沸騰後に多く発生するため、トリハロメタンを取り除くにはさらに10分ほど沸騰し続ける必要があります。
塩素には漂白作用があります。
色の落ちやすい衣類などを付け置きしておくと、色落ちしてしまう程ですので、なるべく早くすすぐ必要があります。
温かいお湯に使ったり、シャワーをしていると同時に有毒な塩素ガスを吸い込んでいるのをご存じですか?
約15分程度の入浴で、1?の水道水を飲むのと同じ残留塩素を取り込んでいるという報告もあります。
水道水の残留塩素によって、キューティクルが剥がれてしまい髪を傷めるといわれています。
タンパク質である髪の毛を酸化作用の強い残留塩素が破壊しているのです。
残留塩素は肌への影響も強く、特にアトピーや乾燥肌の方への塩素刺激による影響が大きく、お風呂上りに乾燥し痒みが増すのはこの残留塩素の影響も
あるといわれています。
蛇口をひねれば出てくる水道水は、毎日の生活の中で欠かせないものですし、非常に便利です。
ですが、発ガン性、美肌対策や小さな子供のアトピーへの影響を考えると少し注意したいところですよね。
水道水の塩素を中和させる方法
それでは、水道水の残留塩素を中和させるにはどうすればいいのでしょうか?
その方法に必要なのが、
◆アスコルビン酸 です。
※混ぜ物の入っていないビタミンCか、アスコルビン酸です。
ドラッグストアなどで簡単に手に入りますよ。
一番使うであろう、お風呂での方法としては、
・お湯200?(浴槽1杯分)に対して ビタミンCかアスコルビン酸を1g投入するだけです。
簡単ですよね?
さらに筆者がおススメなのが、そこにプラスで重曹を小さじ一杯程度入れる事です。
お湯がよりまろやかになり肌にも良いです。
さらにクエン酸を少しプラスすると、炭酸風呂にまでなりますよ♪
経済的にも、例えばビタミンCは250gで700円程度ですので、毎日1gしか使いませんし、全然負担にならないずおススメです。
水素水も効果的
一時期何かと話題になった水素水ですが、効果がある・ないの論争まで巻き起こりましたよね。
水素水にはビタミンCの176倍もの抗酸化作用があり、悪玉活性酸素を除去すると厚生労働省も認可している効果があります。
この悪玉活性酸素は、アレルギー物質と呼ばれ除去することでアトピー改善につながるとされています。
筆者の甥っ子は小さな頃ひどいアトピーに悩まされており、お風呂も痛いのかとても嫌がっていました。
そこで水素風呂に切り替えたところ、徐々に肌質改善されきれいになっていった経緯があります。
もちろん食事や年齢と共に治っていったなど総合的な治癒だとは思いますが、少なくとも水素水による悪玉菌除去が皮膚のバリア機能や免疫力の向上効果があったのではと実感しています。
また水素水はお風呂だけでなく、飲料水として体内に取り込むことも効果的とされているので、もし機会があれば1度試されてみてはいかがでしょうか?
お風呂なら全身の乾燥肌や美肌対策に効果的ですし、浴槽のお湯で頭を洗うとキューティクル対策にもなります。
そして、一番はアトピーで悩むお子さんにはぜひ試してあげて欲しい方法です。
もちろん感じ方には個々の肌質による部分もありますので、試してみて入浴後いつもより痒がらない、寝つきが良いなどの効果が現れたらぜひ続けてあげてください。