寝すぎる癖が治らない原因と改善法

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睡眠はとても大切なもので、人間のメカニズムは夜中に眠ることで心身を整えていきます。
 
早寝早起きは美容と健康の基本ですが、早く寝るけど起きるのも遅い、、なんて寝過ぎでいませんか?
よくそんなに寝れるね?なんて言われるから、寝すぎる癖を治したいと思うけど治らない、その上寝過ぎで頭痛、体がだるくなるのに止めれない。
そんな体質のメカニズムにせまってみたいと思います。

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寝すぎる原因や病気との関係

 
寝過ぎ原因病気
 
多少寝すぎることは問題でなく、若い人などは次の日の時間を気にしなくてよかったり、体力があるため長時間横になっていても疲れないなどから、ついつい寝すぎる人も多いものです。
 
また逆に加齢によって深い眠りが得られず、長時間寝る癖ができる場合もあります
ですが、問題なのがそれが病気や心身の影響による場合です。
 

  • 自律神経失調症の可能性
  • 体の器官をコントロールしている自律神経のバランスが乱れている状態。
    睡眠を左右する交感神経と副交感神経のコントロールができていないため、寝つきが悪かったり、疲れやすかったり、寝すぎる症状がでる場合があります。
     

  • 過眠症
  • 長時間眠ってしまう病気。
    長時間寝ているのに、日中に睡魔に襲われるという特徴があります。
     

  • ナルコレプシー
  • 過眠症の一種で、日本人に最も多い症状がナルコレプシーです。
    寝ても寝ても眠く、日中も居眠りすることが多く、10分や20分程度の居眠りを何度も繰り返してしまうのが特徴。
     

  • 特発性過眠症
  • ナルコレプシーと症状は似ていますが、こちらは1度寝ると1時間以上は寝るのが特徴で、自律神経の乱れから頭痛やたちくらみも併発する場合が多いです。
     

  • 反復性過眠症
  • 1日に20時間近く寝てしまう日が、突如発生する珍しい病気です。
    回数は少なく年に数度ですが、トイレなど以外はなぜかずっと寝てしまうというものです。
     

  • 現実逃避
  • 何か悩みや不安を抱えている人は、朝起きると憂鬱な気分から布団から出たくなくなります。
    なぜか朝起きると頭痛がする、腹痛がするなど併発する特徴もあります。
    ストレスや悩みが多い人は、心理カウンセラーに相談するのが早期解決に繋がりますよ。
     

  • うつ病の可能性
  • 憂鬱な気持ちが続くという方、寝つきが悪く、以前は楽しかったこともを楽しめない、とう人はうつ傾向にある可能性があります。
    秋や冬は食事量が増えて体重が増えるという場合も、季節性うつかもしれません。
     
    うつ病は必ず専門医に相談するようにしましょう。
    また本人に自覚がない場合も多いので、家族がケアしてあげて通院させてあげるようにしてください。
     

  • 女性ホルモンによるもの
  • 女性は月経周期によって寝つきが悪くなったり、逆に長時間睡眠になる月経随伴睡眠障害 と呼ばれる症状が現れる場合があります。
    軽いものは自然の症状なので心配ありませんが、異常な眠気やいつまでも長引いている場合は婦人科に相談するようにしてください。

 
病気の可能性を含めて原因をピックアップしましたが、多くの場合はダラダラとベットの心地よさを楽しみたいという癖から寝すぎる事が普通になり、体が慣れている場合が多いもの事実です。
ですが、常に眠いなど何かおかしい、、と感じる方は、病気を疑い診察で原因究明する方が安心できるのでおすすめです。
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寝すぎる癖を改善する方法

 
寝過ぎの改善法
 
ついつい寝すぎてしまう癖がついている人は、しっかりと改善していきたいところですね。
 

  • カフェイン摂取と生活改善
  • コーヒーなどカフェイン摂取が多い人は軽い中毒になり、日中疲れやすく寝つきも悪いため長時間睡眠になる傾向があります。
    また食生活の乱れも同じですので、生活改善することで質の良い睡眠になり寝起きがよくなります。
     

  • 運動を心がける
  • 慢性的な運動不足は睡眠の質を悪くし、結果長時間睡眠に陥ります。
    特に寝れないという人は体が自然と休まりたいと思わない程度しか、体力を消耗していない場合も多いです。
     
    適度な運動は心身のバランスを整えるのに最適です。
    運動不足を感じている人は、まずは軽いウォーキングやジョギングから始めてみてください。
     

  • 休日の睡眠時間を決める
  • あーやっと明日は休みだぁー(嬉)と、ゆっくり寝れる幸せを感じる瞬間ではありますが、休日に長時間寝てしまう人は平日の間に慢性的な睡眠不足に陥っている場合があります。
     
    寝溜めというものはできませんので、平日からしっかりと深い睡眠を取れるように心がけましょう。
    そして休日も寝ても平日のプラス2時間までに抑えておく事も、睡眠バランスのためには重要です。
     

  • 早寝早起きじゃなくて早起き早寝
  • これは早起きで有名な俳優の哀川翔さんの推奨している方法ですが、普通は早寝早起きをしようと早く寝るけど寝付けない、だから起きるのが遅くなるけど、強引に早起きしてしまえば夜になると自然と眠くなり、それを繰り返していると自然と早く起きれて夜もぐっすりと早く寝れるというものです。

 
 
 

瞑想を取り入れてみる

 
瞑想する
 
日本ではなぜか未だに宗教色が強い行為なの?というイメージを持っている人も多いですが、むしろ欧米のビジネスマンの間から実践する人が急激に増えているのが瞑想です。
 
瞑想は心身のバランスを整え、過眠の原因でもある脳のノイズを取り除き通常のクリアな働きへと導いてくれます。
 
朝起きた後や、眠る前など10分でもよいので心静かに呼吸に集中する時間を作ってみてください。
きっと起きた後のすっきりさや、寝つきの良さなど睡眠の質が大きく変わることを実感できるはずです。
(継続は力なりですので、必ず続けて毎日行う癖付けすることも大切ですよ)
 
 
睡眠は毎日行うものですので、癖になっている場合も多いです。
人は何でも3週間繰り返せば潜在意識に染み込み、それが当たり前の行動になるといわれています。
 
最初はしんどい、、と思っても、3週間頑張って理想の寝る時間、起きる時間を決めて強引に行動してみましょう。
少々スパルタではありますが、3週間もたてば一生ものの感覚で理想の睡眠時間を手に入れられますよ!
気にしすぎると寝つきも悪くなるので、もしまたダラダラと寝てしまっても自分を責めずに試してみてくださいね。


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より賢く、美しく・・・ コアから女性をデザインするデジタル書籍をテーマに女性のための情報をお届けする、コアレディの編集部です♪

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